第一章
[2]次話
お化け屋敷からはじまる恋
そのテーマパークのお化け屋敷は怖いことで有名である、幽霊も妖怪もセッティングも異様にリアルでだ。
雰囲気も凄まじい、それで人気となっているが。
「今日も満員ね」
「そうだね」
高校生でそのお化け屋敷でアルバイトをしている黒田学は別の高校に通っているが同じ歳の松尾愛美にお化け屋敷の裏で応えた。
「休日だしね」
「もう次から次にお客さんが来て」
「僕達も忙しいよ」
学は困った顔で言った、面長で小さな優しい感じの目で眉は細い。黒髪はショートで背は一七七あり細い身体である。
「何かと」
「息つく暇もないわね」
愛美もこう言った、茶色の地毛の髪の毛に黒いメッシュを入れて伸ばしツインテールにしている、色白でやや丸顔で猫の様な目を持っている。背は一五四位で胸は目立ちスラックスからも脚のラインがわかる。
「本当に」
「そうだね、けれど終わったら」
学はその時のことを話した。
「今日も行こうか」
「スナックコーナーね」
「ここのスナックコーナーいいよね」
「どのお料理も安くて美味しくてね」
「ボリュームもあるからね」
「しかもテーマパークで働いてると」
愛美は笑顔で言った。
「割引してくれるし」
「尚更いいからね」
「あそこで食べて」
「何処か行こう」
「今日はジェットコースター行く?」
「いいね」
仕事をしながらこんな話もしてだった。
二人はお化け屋敷でのアルバイトを一緒にしてその後で食事にテーマパーク自体を楽しんだ。そうして日々を過ごしているうちに。
二人は自然と付き合う様になった、それで学は言うのだった。
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