第一章
[2]次話
ラーメン中毒になった外国人
日本に来てラーメンを食べてだ、エディタ=ドボルスキー癖の強い長い黒髪に愛嬌のある感じの黒い目に赤い唇と丸い顔を持つ小柄でやや豊満な身体を持つ彼女はこう言った。
「はじめて食べたけれど」
「美味しい?」
「こんな美味しいものはじめてよ」
ラーメン屋に連れて来てくれた日本での同僚山崎一葉切れ長の目と薄い唇に高い鼻を持つやや面長で黒髪をボブにした小柄ですらりとしたスタイルの彼女に答えた。
「本当に」
「スロバキアにはラーメン屋さんないわね」
「ないわよ」
とてもという返事だった。
「こんなのは」
「日本料理のお店はあっても」
「ちょっとね」
「そうなのね、これ中華料理になるけれど」
「中国にもこうした麺類ないわね」
「中国人に言われるわ」
一葉はきっぱりと答えた。
「そうね」
「やっぱりそうよね」
「これは日本の料理だって」
その様にというのだ。
「言われるわ」
「これは日本料理よ、しかも日本では何処でも食べられるわね」
「色々なお店があってね」
大阪のラーメン一座のある店の中で話した。
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