第二章
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ます」
「道?」
俺はふと後ろを見た。後ろは丁度車道だ。そして俺達が今いる場所は。
駅前だ。そこから電車に乗る。線路も電車の道になるかも知れない。
しかも今は夜だ。尚且つだ。
すぐに出会えて年上の人。目の前の美人さんはどう見ても俺より年上だ。おまけに俺は目の前のこの人をかなりの美人だと思った。条件が揃い過ぎていた。
俺がこう考えているとだ。美人さんはカードを見ながら言ってきた。
「その人にはまずはです」
「まずは?」
「お花を贈るといいとのことです」
タロットのカードは俺から見ればただの印象的な絵に見える。ところがこの人にとってみればそうしたものまで見えるみたいだ。何を贈ればいいのか。
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