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不可能男との約束
日常の変動
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ていた時かと」

「カレーを作っていた時でしたネー」

「……これで自分は罪人じゃないって言うつもりですか下劣畜生同級生ーー!!」

……もう少し、武蔵の法案を改正した方がいいんじゃないかなー……。

自分でも思うのだが、何故ここにいる奴らはまだ日の下を歩いていられるのであろう。
後半二人は、健全な理由に思えるのに、人によってはここまで違う意味で聞こえてしまうのが、逆に恐ろしい所である。
こんな奴らが、世界征服をしてもいいのか果てしなく頭が痛くなる。
今でも十分武蔵は悪役になっているのに、この事が各国に知られたら、間違いなく悪役ではなく、悪者にされてしまうのは間違いない。
何とかしなければ、と内心で誓いを立てていると壁役にされていた葵がようやく復活したようで、逆さになりつつも、ホライゾンの方に勢いよく視線を向けた。

「お、オメェ!! 今、俺は非常にホライゾンに対して、言いたいことがあんだけどよ!!?」

「Jud.少しなら文句を聞いてあげてもいいですよ」

「お、おし! じゃあ、言わせて───」

「───はい。少し聞きました。では、もう文句は聞きませんので……何でしょうか? その殴って頂戴の顔は」

「ちげぇよ!! 俺は今、お前に対して不満を表している顔になっているはずだぜ!?」

「ではいい言葉を教えてあげましょう───嫌よ嫌よも好きの内。どうでしょうか、この至言。今のトーリ様を的確に表すことが出来ると思うのですが」

「お、己……! 敗北を認めない女だぜホライゾン!」

ホライゾンは親指を立てることによって簡単に応対した。
その余りにも何時も通りさに何やっているんだかと苦笑するが

「───いや、何時も通りのままではいられないんだったな」

と、即座に考えを変えた。







そして、それ以降は三征西班牙(トレス・エスパニア)についての、歴史などの授業に変わり、そして、やはりと言うべきか、現在の特務クラスとかの話に移行する。

「そして、まぁ、最近、熱田が西国無双と言われている立花・宗茂を打倒したわけなんだが……」

「先生。シュウ君が開眼睡眠をかましているので、起こしてもいいでしょうか?」

「よろしくお願いするわ」

熱田の鳩尾に矢が吸い込まれる光景を見せられて、何をしているんだこいつはと呆れた溜息を吐く。

「おい熱田。理解できるような頭をしていないのは知っているが、せめて話だけは聞いとけ。お前にも関係がある話なんだから」

「あ、ああん!? 正純……てめぇは貶したいのか、真面目な話をしたいのかどっちなんだよ!?」

「両方だ馬鹿」

「正純も言うようになりましたね……」

良い意味で言われているのならば、政治家志望として
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