第八十一話 大教会でも一緒その十八
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「親しくしていくわ」
「そうしてね」
「ええ、これからもね」
笑顔で応えてです。
私はこの日ひのきしんをさせてもらいました、それが終わるとまた次郎さんに車で詰所まで送ってもらいましたが。
帰りも新一君と一緒で隣にいるこの子に微笑んで言いました。
「いさんでいたみたいね」
「いや、全然出来てなかったんで」
「聞いてるわよ、率先して動いてたってね」
謙遜するこの子にこう返しました。
「よかったじゃない」
「そう言ってもらえるなら何よりです」
「その調子でいってね」
「いさんでいってですか」
「そうしていったらね」
おみちの教えではです。
「悪いんねんも切ることが出来るから」
「だからですね」
「いさんでいってね」
「ひのきしんもですね」
「続けていってね」
「続けることが大事ですね」
「一番ね」
このことは強く言いました。
「何と言ってもね」
「続けてこそですか」
「そう、自分のペースでね」
それで、です。
「ずっと続けることよ」
「よく言われますけれど」
「本当に続けることはね」
何につけてもです。
「何よりもね」
「大事なんですね」
「だからね」
「僕も続けていくことですね」
「そうよ」
こう新一君に言いました。
「何でもだから」
「おみちもですか」
「教典読ませてもらったりね」
「おふでさきとかですね」
「そしてひのきしんもよ」
今日させてもらったこともと言いました。
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