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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
相手を滅ぼす事の意味
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「おう、なるほど!流石ラング…気が利くねぇ!では早速、レミーラ!」
だがラン君は騒動好き…
面倒事を巻き起こさせようとアドバイスが炸裂する。

「どれどれ…美少女はどこかなぁ?」
お父さんはレミラーマで照らされた空間に目を凝らし、美少女を捜してます。
一体何処までが本気なんだろうか?

「ほう…随分と面白い魔法を使う者が居る…」
「…………あれ?………美少女ゾーマちゃんは何処だ?」
多分…コイツだと思う。

「び、美少………ゴホン、何を訳の分からん事を言っている…ワシはゾーマ…大魔王ゾーマ様だ!」
身内の誰もがツッコむ事を諦めた事柄に、新参者の大魔王はツッコミを入れる。
疲れるだけなのに……

「キサマらはワシを討伐する為に、ここまで来たつもりだろうが…それは違う!ここはキサマらが生贄として奉られる祭壇。素晴らしい生贄として、悲痛な叫びをあげてもらうおぞ!!」

ゾーマも気付いたのだろう。
まともに相手してはいけないのだと…
早口でお決まりの科白を言い切ると、手下を2体差し向け消えてった。

「ぐぅあぅぁあぁ…ゔぁ………」
巨大なホネホネ…
きっとバラモスゾンビだろう。

「兄者…今少しの辛抱ですぞ!憎き勇者共に復讐してやるのです!」
もう1匹は色違いのバラモス。
多分バラモスブロスだと思う。
………でも、ホネホネに向かって“兄者”って言ってたね。兄弟なんだ(驚)

「あれ?お前の事…どっかで見たことがあるような…誰だっけ?」
誰って…
魔王バラモスを忘れちゃったの?

「え!?何リュカちん…あんな奴の事知ってんの…趣味悪!ナンパするなら可愛い()を選ぼうよ…」
「しねーよ、あんなブスをナンパなんて!そうじゃなくて、何処かで見た記憶があんの!美女の事じゃ無いから、今一思いだせ無いんだよ…」

「ふ、ふざけるな!俺様はキサマらに倒された魔王バラモスの弟、バラモスブロス様だ!」
何で見覚えある奴の事を思い出すのに、ナンパの思い出をプレイバックさせるんだ!?
この二人…一緒にいると危険だ!
ツッコミだけで日が暮れるゾ!

「バラモスブスぅ〜?わざわざ言わなくても『ブス』なのは判ってるって」
「おいおいリュカちん…今コイツ、お前に押し倒された…って言ったぞ!力ずくは良くないな…しかも趣味が悪い!」
「だから違うって!あんなブスを押し倒「うるさ〜い!!」

あぁ…バラモスブロスが可哀想に思えてきた…
リュカテガ(リュカとオルテガのユニット名)に翻弄されてる。
奴等に対し怒っちゃ負けよ。

「いい加減にしやがれ!俺様の名は『バラモスブロス』だ!バラモスブスじゃな〜い!…それから押し倒されたんじゃ無い…倒され殺されたんだよ!!そして兄者は、こんな姿になってし
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