第二十二話 里帰りの準備その二
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「里帰りまでね」
「ついこの前出た感じよね」
「ええ、それでね」
真昼はさらに話した。
「学校はそのままだし」
「変わってないしね」
「お家は変わっても」
「あまりね」
「変わったって感じはね」
それはというのだ。
「ないわね」
「そうよね」
「ええ、それでね」
そのうえでというのだ。
「お父さんお母さんもね」
「変わってないわよね」
「いつもお電話してるわよね」
「私もね」
夜空は確かにと答えた。
「そうしてるわ」
「二人共元気でね」
そうであってというのだ。
「それでね」
「お家もね」
「暫く帰ってないけれど」
それでもというのだ。
「多分ね」
「変わってないわね」
「そうだしね」
だからだというのだ。
「帰ってもね」
「あまりよね」
「変わってないわ、あまりというか」
「全然よね」
「そうよ、まあ里帰りっていっても」
妹に笑って話した。
「私達はね」
「特に気にしないで」
「帰られるわ」
「気軽に」
「ええ、ただね」
こうもだ、妹に言った。
「佐京君と白華ちゃんそれにね」
「幸雄さんも」
「三人はね」
彼等はというのだ。
「やっぱりね」
「そうはいかないわね」
「実家じゃないから」
だからだというのだ。
「やっぱりね」
「そうはいかないわね」
「絶対にね」
それこそというのだ。
「緊張してるわ」
「そうよね」
「だから私達はね」
「リラックスしてもらうのね」
「そうしていきましょう」
「それじゃあ」
「あとね」
真昼は妹にさらに話した。
「もう一つあるわ」
「何、そのもう一つは」
「リラックスしてもらうことよ」
夜空に笑って話した。
「佐京君達にね」
「私達の実家で」
「心ゆくまでね」
そこまでというのだ。
「そうしてもらいましょう」
「それじゃあね」
夜空は姉のその言葉に頷いた、そうした話をして次の日の朝五人一緒に食べている時に真昼が三人に言った。
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