お金に罪は無い!
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は絶対に思えないのよ! だから今回のザルツの推理は絶対に違うと思うわ」
「……成る程なぁ!」
(グランバニア王都:東中央地区)
気が付くとザルツの運転は私達が住んでいる東中央地区に到達していた。
「まぁなんやかんや言ってるけどもルディー君のご家庭は金持ちなんだって事だけが解っていれば良いみたいだと思うわよ」
「ん……うん……」
「それに例えザルツの推理が正しくても、彼が使いまくるお金に罪は無いワケじゃない? 私達友達は、友達関係が崩れない程度に彼のお財布に縋らせて頂きましょうよ」
「な、何だか情けないなぁ……」
「でも彼自身が『お金はあるからぁ』って支払い等を買って出てくれるワケだし、ある程度はよろしくお願い致しちゃいましょ……ねっ!」
「そ、そうするしか無いのかなぁ……???」
「それよりも……私の家は直ぐそこだし、また明日迎えに来てよ。彼の魔道車を見るのが楽しみだわ!」
「如何なのかは判らないけど、私のAstlerなんかより格段に高級魔道車だよ! だから私は、思い出という付属品で対抗するんだ」
「思い出ぇ!? 昨日今日納車されたこの魔道車に思い出ぇ??」
「彼は……どんなに頑張っても、そこ……助手席に座って一緒にドライブが出来てしまう様な相手(女性、しかも彼女限定)が居ない。この短時間で出来たとしても、私と君くらいの仲には到底なれない! それを前面に押して勝負に出る!」
「じゃぁ負ける要素は微塵も無いわね! だって今日はその思い出に大きな大きな追加があるのだからね?」
メリーアンSIDE END
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