お金に罪は無い!
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の事を考えているんだ。
このラブホに入って既に3時間は経過っているだろう。
当然その間は勃起っていた……彼の方だけ。
私はそれを鎮める行為をする素振りの追加要求をしていたので、疲れという意味では我々はお互い様な状態でしょう(笑)
結果……本日は随分な時間が経過しており、このままこのラブホに泊まって行く選択肢もあるのかも?
そうすれば、まだ続きが発生する事も考えられるしぃ……
と言ったら、
「いやいやいや……流石にお腹空いたよ。何か食べにここからは出よう」
と彼らしい答えが戻ってくる。
私も詳しい訳では無いのだが、こう言う場所って飲食物を注文出来るのでは?
王都内のラブホの位置を事前に教えてくれて陛下……では無く、プーサン社長はそう言っていたけど……ってか、何であの人詳しいの?
でもそんな知識を披露する必要も無いだろうし、今日はシャワーを浴びてここから出る準備を……
時間短縮の為に一緒にシャワーを浴びる提案をしたけど、
「そ、そんなコトしたら、時間短縮どころか……もっと深みに嵌まっちゃうよ!」
ってダメ出しされたわ。深みにハメて欲しいのに。
(グランバニア王都:西中央地区)
お互い別々に身を清め衣服を纏ったら、ラブホの受付で精算。
なんかやっぱり気恥ずかしいわ……
この精算システムは如何にかならないモノなのかしらね?
そしてまた彼の魔道車に乗って飲食店を探す。
この西中央地区は、どちらかというと工業地帯なので飲食店を探すのには不向きみたいだわ。
仕方ないから北回りにこの地区を抜けて、大人なムードが漂いまくる港地区へとご自慢のAstlerを走らせる。
私達は既に事(大人の情事的な)を済ませてきてるので、他の方々とは違うのだが、この辺のお店を利用している……もしくは利用しようとしている男女はムードを何よりも大切にしている為、多少の高さ(金銭的な意味)を気にしないで店選びをしている。
だけど私達は違い、今の空腹を解消する事だけにスポットが当たっている。
港に面した大きめの道沿いに彼は魔道車を駐めて、そこから少し路地に入り安めの店を探し始める。
ザルツの乗っている魔道車が、こう言う場面を想定しての設計なのか、背の高いビルが建ち並ぶ細い裏路地でも、あの魔道車なら難なく入れるとは思ったけど、停車させておく事は私には解らないから、今のところは表通りに駐める方向性でいた方が良いって、彼の通った教習所の先生が言ってたそうだ。
そんなワケで見つけたお店が、ラーメン屋のチェー
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