第37話
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………!
オデットと共に指摘したレジーニアの指摘にアンリエットが気まずそうな表情を浮かべて小声で指摘している中、アルベールは必死の様子で反論しようとしていた。
「どうも初めまして!あたし、オデットって言います!ウチのアニエスがいつもお世話になってるみたいで!わわっ、貴女がフェリちゃん!?メチャクチャ可愛い〜っ!!アーロンさんも聞いてた以上の超絶イケメンですねぇ!そしてヴァンさん―――――チョイ悪っぽいけど結構カッコイイじゃないですか〜!思ってたよりずっとお若いし!もっとオジサンなのかと、な〜んて!」
「お、おう…………」
「ちょ、ちょっとオデット、失礼ですってば…………!」
「あはは…………」
「ハン、姦しいことこの上ねぇな。」
自己紹介をした後興味津々の様子で自分達を見回して次から次へと感想を口にするオデットにヴァンは戸惑った様子で返事をし、フェリとアーロンは苦笑していた。
「あたしはレジーニアだ。見ての通りあたしの種族は天使だが…………アーロンだったか?君が契約している”守護天使”もそうだが”使霊”もあたしにとっては興味深い存在だから、機会があれば是非話をさせてくれ。――――――それとヴァンに関しては”久しぶり”だね。」
「ああ、3年ぶりくらいになるか。その制服姿、中々似合っているじゃねぇか。」
「ふふっ、誉め言葉として受け取っておくよ。」
「え……」
「な……」
「あれっ!?レジーニアとヴァンさんって知り合い同士なの〜!?」
レジーニアは自己紹介をしてアーロンに視線を向けて自分の希望を告げた後ヴァンに声をかけ、声をかけられたヴァンは答えた後苦笑しながらレジーニアに指摘し、知り合い同士の様子で話すヴァンとレジーニアのやり取りにアニエスは呆け、アルベールは信じられない表情で絶句し、オデットは目を丸くして声を上げた後驚きの表情でレジーニアに確認した。
「そうだよ。ちなみにアンリエットもヴァンとは知り合い同士だよ。」
「は、はい。―――――ヴァンさん以外の事務所の方達は初めまして、ですね。私はアンリエット・セミフと申します。私とレジーニアさんは3年前にヴァンさんと知り合い、何度かお世話になりました。」
オデットの言葉を肯定したレジーニアに視線を向けられたアンリエットは頷いた後自己紹介をした。
「へ〜!アンリエットもヴァンさんと知り合い同士なんだ〜!ねぇねぇ、3年前に二人とヴァンさんの間には一体何があったの〜?」
「そ、それは…………」
「……………………」
興味ありげな様子でヴァンとの関係を聞いて来るオデットの質問にアンリエットが口ごもっている中、アニエスは複雑そうな表情を浮かべてヴァンとレジーニア、アンリエットを見比べていた
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