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おぢばにおかえり
第八十一話 大教会でも一緒その十六

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「将来はね」
「お仕事にですね」
「そして家庭もね」
 こちらもです。
「築いていってね」
「そうします、先輩もですね」
「ええ、かく言う私もね」
 本当にです。
「大学を出たらね」
「それからですね」
「奥さんになるお仕込みを受けさせてもらって」
「それでなんですね」
「お婿さん迎えて」
「それで夫婦揃ってですね」
「教会にいさせてもらうわ」
 このことをここでも言わせてもらいました。
「跡継いでね」
「じゃあ僕もいさんで」
「そう言ってるわね、いつも」
「はい、いい会長さんにならせてもらいます」
「新一君は普通の信者さんのお家だけれど」
 それでもです。
「そのいさむ気持ちがあればね」
「いい会長さんになれるんですね」
「実際会長さんがおられない教会もあるから」
 事情教会という教会です。
「そこに入らせてもらって」
「努力するとですね」
「いいから」
 新一君に言いました。
「いさんでね、それにお婿さん必要な教会もあるから」
「先輩のところみたいに」
「その人と結婚して」
 そうしてです。
「そのうえで、ってこともあるから」
「それで、ですね」
「やっていってね」
「そうしていきます」
 新一君も答えてくれました、そうしてです。
 休憩時間が終わるとひのきしんに戻りました、それは私も同じで女の子と一緒にひのきしんをさせてもらいましたが。
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