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夢幻水滸伝
第三百五十一話 ソーサラーとしてその十五

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「そうするには速いからよ」
「だから自重され」
「そうしてですね」
「攻めることはされなかったのですね」
「そうしてきたわ、けれどね」
 それでもというのだ。
「そろそろ動くわ、そしてね」
「そして?」
「そしてといいますと」
「浮島もよ」
 こちらもというのだ、デリーロはこの世界独特のこうした場所のことも頭に入れていてそれで言うのだ。
「ちゃんとね」
「掌握していきますね」
「テキサス州の」
「そうした場所も掌握しますね」
「攻めることもするわ」
 浮島もというのだ。
「いいわね」
「はい、それでは」
「浮島にも進出していきましょう」
「そして掌握していきましょう」
「是非ね、はじまったばかりとね」
 その様にというのだ。
「言っていいわ」
「これまでは準備」
「まさにこれからですね」
「そうですね」
「そう、あと賊やモンスターはなえ」
 彼等はというと。
「これからも積極的によ」
「攻めてですね」
「そうして降していきますね」
「そうしていきますね」
「そうするわ」
 強い声で話した。
「これからもね、あと降った獣やモンスターはわかるわね」
「軍に迎えたりですね」
「労役をさせますね」
「そうしていきますね」
「彼等も戦力になって」
 そうしてというのだ。
「労働力にもなるからね」
「だからですね」
「獣やモンスターが降ったなら」
「それならですね」
「受け入れて」
「戦力、労働力にしますね」
「そうよ、ただ獣やモンスターも鍛えれば強くなるから」
 だからだというのだ。
「絶対に使い捨てにしないことよ」
「間違ってもですね」
「そうしたことはしないですね」
「そうよ、人と同じでね」 
 獣やモンスターもというのだ。
「どんどん強くなるから」
「だからですね」
「それで、ですね」
「人と同じ様に鍛え育てて」
「戦い働いてもらいますね」
「粗末にしないことよ、彼等も命があるのよ」
 そうした存在だからだというのだ。
「何があってもね」
「粗末にせず」
「鍛え育てていき」
「戦い働いてもらっていきますね」
「そうしますね」
「そうよ、そしてね」 
 それでというのだった。
「活躍してもらうわよ」
「わかりました」
「それではです」
「そうしてもらいましょう」
「獣やモンスターについても」
「そうしていくわよ」
 確かな声で言ってだった。
 デリーロは退治した獣やモンスターも降ったならば戦力それに労働力にしていった。そうしたことからも力を蓄えていくのだった。そして軍備が整い彼はあらためて動いた。


第三百五十一話   完


                     2024・4・23
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