第十八話 最初の決戦その十五
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「我々も面白い作品を読ませてもらう」
「そうしていくんだな」
「これからもな」
「ということはあんた達もう地球に何かするつもりもないんだな」
「全くない」
ネロが答えた。
「人間にもな」
「今の勢力でいいんだな」
「そうだ」
まさにというのだ。
「今の我等はな」
「そうなんだな」
「地球も人間も好きに生きな」
マーダッコも言ってきた。
「あたい達もそうするしな」
「自分達の勢力で」
「そうさ」
パトレン二号に即座に答えた。
「あたい達はね」
「もう侵略とかよりもなんだ」
「侵略は欲しい者を手に入れるものだよね」
「そうだよ」
まさにとだ、マーダッコは答えた。
「もうね、けれどね」
「君達の欲しいものは」
「今はドクターマンだけだよ」
即答であった。
「もうね」
「そういうことだね」
「だからだよ」
マーダッコはさらに話した。
「あたい達が勝ったらだよ」
「ドクターマンをだね」
「譲らせてもらうよ」
絶対にという言葉だった。
「あたい達もね」
「それなら」
「さて、それではね」
ソノナが言ってきた。
「はじめましょう」
「場所も変えた」
ソノヤが続いた。
「これで問題なしだな」
「そうだ、ない」
ゴーカイブルーが答えた。
「全くな」
「それならいい、ではだ」
「はじめるな」
「手が県をするつもりはない」
ソノヤは表情を変えず告げた。
「こちらもな」
「それは俺達もだ」
「戦力で行きます」
ゴーカイピンクも言って来た。
「私達も」
「そうするな」
「そうです」
ソノヤにまさにと答えた。
「皆で力を合わせて」
「そうだな、なら俺達もだ」
ゴーカイピンクの言葉を受けてだった、ソノヤも身構えた。そして他のそれぞれの組織の幹部達もだった。
身構えた、それを見てゴセイレッドは言った。
「それじゃあ」
「はじめましょう」
ゴセイピンクが応えた。
「今からね」
「そうしましょう」
メタルエーが応えた。
「ここは」
「ええ、ではね」
「これから」
「戦いましょう」
こう言葉を交えさせてだった。
戦隊側とそれぞれの組織は海岸での戦いに入った、双方の戦力がぶつかり合う最初の決戦がここにはじまったのであった。
第十八話 完
2024・4・15
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