第三千四百六十七話 壮絶な歴史を学んで
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第三千四百六十七話 壮絶な歴史を学んで
アエリカは阪神タイガースの歴史をざっと調べて言いました。
「凄い歴史ですね」
「こんな歴史他にねえですよ」
シーランドが応えます。
「ずっと何かが起こってるですよ」
「信じられないことばかりですね」
「何処に最終戦本拠地で惨敗するチームがあるですか」
「優勝がかかっているのに」
「三十三対四はあんまりですね」
闇と魔法の領域の王国が見てもです。
「無茶苦茶です」
「それで毎年あんな絶叫が起こる試合があるですよ」
まさかの逆転負けやザヨナラ負けが続いたりするのです。
「有り得ねえチームですよ」
「事実は小説より奇なりですね」
アエリカはつくづく思いました。
「僕の歴史より凄いです」
「それが阪神タイガースなんです」
他ならぬ日本のニコニコ共和国も言ってきました。
「そしてその原因がです」
「あの連中ですね」
シーランドはまた甲子園の方を見ました、今丁度ペルーナドームから帰って来たところですがとりあずは静かになっています。
第三千四百六十七話 完
2024・6・10
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