良くも悪くも潔癖症
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の飲み物ですか?」と問うてみた。
「フィンタ(株)はグランバニアの企業だよ……悔しいけど、美味しい飲み物だよね」
と呟く様に教えてくれる。
そんなにコーヒーが苦いのなら、今から甘い物でも頼めば良いのに。
十分すぎる満腹感で満たされながら、俺はコーヒーを半分以上残したルディーさんと店を後にする。
驚いた事に、ルディーさんのM・Hの隣に、別の魔道車が駐まっている。
何れはグランバニア中……いや、世界中に魔道車が並んでる時代が来るのだろう。
因みに隣の魔道車を見たルディーさんは、
「ふ、ふ〜ん……『(株)ツヅキ』のAstlerかぁ……ま、まぁまぁ良い魔道車じゃんか。小回りも利くし、見た目が可愛いし、燃費も良いし……」
とそれを評価。何でか羨ましそう……
詳しくない俺は、
「高いんですか?」
と興味ないのに訊いてみた。
すると……「ま、魔道車は何でも高級だよ! た、た、た、ただ僕のM・Hとは比べ物にならないけどね! だって僕はこのM・Hに凄く………………」と早口で捲し立てられました。これは何かあるなぁ(笑)
ルディーさんが見知らぬ誰かの魔道車に動揺している間に、家(と言っても城門前)まで彼のM・Hに乗せてもらい到着。今度奢ってくれる時はライトな話題を会話出来る時にして下さいと言って解散させてもらった。
ピパンSIDE END
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