暁 〜小説投稿サイト〜
リュカ伝の外伝
良くも悪くも潔癖症
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
の飲み物ですか?」と問うてみた。

「フィンタ(株)はグランバニアの企業だよ……悔しいけど、美味しい飲み物だよね」
と呟く様に教えてくれる。
そんなにコーヒーが苦いのなら、今から甘い物でも頼めば良いのに。

十分すぎる満腹感で満たされながら、俺はコーヒーを半分以上残したルディーさんと店を後にする。
驚いた事に、ルディーさんの(ミニ)(ハンマー)の隣に、別の魔道車(まどうしゃ)が駐まっている。
(いず)れはグランバニア中……いや、世界中に魔道車(まどうしゃ)が並んでる時代が来るのだろう。

因みに隣の魔道車(まどうしゃ)を見たルディーさんは、
「ふ、ふ〜ん……『(株)ツヅキ』のAstler(アスラー)かぁ……ま、まぁまぁ良い魔道車(まどうしゃ)じゃんか。小回りも利くし、見た目が可愛いし、燃費も良いし……」
それ(隣の魔道車)を評価。何でか羨ましそう……

詳しくない俺は、
「高いんですか?」
と興味ないのに訊いてみた。

すると……「ま、魔道車(まどうしゃ)は何でも高級だよ! た、た、た、ただ僕の(ミニ)(ハンマー)とは比べ物にならないけどね! だって僕はこの(ミニ)(ハンマー)に凄く………………」と早口で捲し立てられました。これは何かあるなぁ(笑)

ルディーさんが見知らぬ誰かの魔道車(まどうしゃ)に動揺している間に、家(と言っても城門前)まで彼の(ミニ)(ハンマー)に乗せてもらい到着。今度奢ってくれる時はライトな話題を会話出来る時にして下さいと言って解散させてもらった。

ピパンSIDE END




[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ