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俺様勇者と武闘家日記
第3部
サマンオサ
深夜の来訪者
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く彼の後ろ姿を瞬きもせず見つめていると、気づかない間に涙が一粒頬を伝っていた。
 ううん、泣いてたって仕方がない。三人を助けるためには、まずは私がしっかりしなきゃ。
 冷静に考えよう。明日中に町の外れの洞窟にあるラーの鏡というものを見つけられなければ、ナギたち三人は処刑されてしまうということだ。
 すぐに決意を固めた私は、洞窟に向かう準備をするために、急いでリビングへと戻った。


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