第7話 バラージの青い瞳
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「しかし凄いなぁなのはのあの一撃」
戦闘を終えた一同はなのなの元に集まっていた。
原因は彼女がアントラーを仕留めた際に放った魔力砲である。
スペシウム光線すら弾き返したアントラーの分厚い甲殻をぶち破ったのだ。
「えっと、私も咄嗟だったもんで、そのぉ…」
「でも凄かったよなのはちゃん。今回は君に二回も助けられたな」
「あぁ、全く神様仏様なのは様だぜ」
「そ、そんなぁ///」
皆に褒められてなのはも思わず赤面しだす。
「そう言えば、その魔力砲って何て名前なの?」
イデが最もな疑問を投げ掛ける。
それを聞かれたなのははハッとする。
そうだ、名前なんて考えてなかった。
だが、何時までも名無しでは格好がつかない。
そう思ったなのはは少し考えた末に…
「そうだ、ディバインバスターってのはどうでしょうか?」
「ディバインバスターかぁ、良いじゃん。カッコいいぜぇそれ」
甲児は勿論皆は大絶賛であった。
かくして、なのはに新しい決め技として強力な魔力砲【ディバインバスター】が付属された。
「さぁ、帰りましょう」
なのはが満面の笑みでそう言う。
だが、それを言った途端、皆の顔が曇った。
「実はなのはちゃん、ビートルはあのアントラーのせいで壊されてしまったんだ」
「おまけに通信機器もお釈迦になっちゃってて、二進も三進もいかない状況なんだよ」
「えええええええええええええ!」
一難去ってまた一難。
このまま暫くこの砂漠の地で過ごすしかないのだろうか。
そう不安になっていた。
正にその時。
一同の上空に突如として一隻の巨大な飛行船が姿を現せたのだ。
「な、何だあれは!」
「まさか、また異星人の襲来か?」
一同が空に浮かぶ巨大な飛行船を見て警戒しだす。
すると、そんな一同の前に突然映像が映し出された。
『皆さん、安心して下さい。私達は敵ではありません。私達は時空管理局。貴方達の救助にやってきました』
翠色の髪をした女性がそう言う。
かくして、一同はこの女性の言う時空管理局と接触した。
彼等は果たしてこれから先どう物語に絡んでいくのか?
その詳細はまた後の話で。
つづく
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