第6話 異星人来襲
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し、お願いします」
「よし、早速これを御殿山にある科学センターに持っていくとしよう。あそこなら正確な分析が行える筈だ」
そう言うとムラマツは席を立った。
「それじゃ隊員の皆に君達を紹介しよう。ついてきたまえ」
ムラマツキャップの後をついていき、甲児となのはは科学特捜隊のメンバーの揃っている部屋に辿り着いた。
主に殆どのメンバーが此処に集まる言わばメインルームの様な場所である。
「諸君、今日から臨時であるが我々科学特捜隊に新しい仲間が加わった」
「始めまして、高町なのはです」
「僕は兜甲児。宜しくお願いします」
二人がそう言って会釈をする。
それを返すように科特隊のメンバーも各々自己紹介を行った。
「僕はハヤタと言います。これから宜しく」
「アラシだ。ま、気楽にしていて良いぜ」
「僕はイデと言います。科学の分野で分からない事があったら何でも僕に聞いて下さいね」
「私はフジ・アキコと言います。通信を主に担当していますので、宜しく」
各々が自己紹介を終える。
するとなのはは主室に鞄の中からユーノを取り出して目の前で見せる。
「始めまして。僕はユーノ・スクライアと言います。宜しく」
そう言ってユーノが会釈をする。
だが、それを見た際にハヤタ以外のメンバーが総出で驚いたと言うのは記憶の新しい事であり。
***
なのはと甲児達が科学特捜隊に臨時スカウトされてから翌日。
昨日御殿山にある科学センターに届けたジュエルシードの性能分析結果が出たと言うので早速アラシ隊員にそれの回収と分析結果の確認に向かわせた。
だが、その数時間後、科学センター並びにアラシ隊員との応答が途切れてしまったのだ。
不足の事態にムラマツキャップはハヤタ隊員とイデ隊員。そして臨時隊員としてスカウトされた甲児となのはを現場に向かわせた。
「偉く静まり返ってるなぁ」
目の前にある科学センターは真っ暗であった。
まだ閉館する時間ではない。にも関わらず窓からは電気の明かりも見えない。明らかにおかしい。そう思えたのだ。
「とにかく、中を調査しよう。もしかしたら何かあったのかも知れない」
そうハヤタが言った。
その直後であった。彼等の通信端末から呼び出し音が鳴った。
「こちらハヤタ。どうした?」
『ハヤタさん、先ほどその科学センター上空で謎の電波が発生したのをキャッチしたんです』
「どれ位前だ?」
『丁度アラシ隊員が科学センターに向かった後の辺りです』
「すると、今回の騒動はその電波を発する奴の仕業と言う事かぁ」
ハヤタの顔がキリッと引き締まった。
どうやら只事ではないのは明白である。
「も、もしか
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