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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人)改 再構築
1部 魔窟海鳴市
1章 始まりは突然に
強い友情は格好いいことを知ったのだが、吸血鬼はこんなのばかりなの?
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だとしても、この世にはHGSなんてあるし、科学で解明されていないこともある。
でもそれが何?」
「!」
「言っておくけれど、すずかは、わたしの大親友の女の子。すずかは、誰よりもやさしくて人を思いやる心は誰にも負けない。
あなたとは違う。あなたみたいに子供をさらうだけでこんなにも人がいないと何にも出来ないような人に、わたしの親友のすずかと一緒にするな。
このヘタレナルシスト」
「アリサ・・・ちゃん・・・。」
この子めちゃくちゃ格好いいじゃん。
すげえ啖呵をきった。
「きっと言えなかったんだよね、でもすずかは今までどおりわたしの親友なんだからね」
金髪の少女アリサはそっぽを向いて言っていた。やはりツンデレなのか。
「ありが、とう・・・ありがとうッ・・・!!」
すずかは悲しみの涙から歓喜の涙になっている。
「な、なに水臭いこと言ってんのよ!私たちは親友じゃない!」
この二人のことはすごく感動的だよね。
「おい、そこの下等生物。俺のことを馬鹿にしたのか、そうなんだろう関係ないから少し遊んで返そうと思ったが許さん。
そこの女、そいつらを渡せば貴様だけ見逃してやる」
見くびられたものだ。犬畜生でも自分より格上だと感じたのなら歯向かわないのに、
こいつには実力差を感じることが出来ないのか?
俺は二人のほうを見たら、二人は抱き合って震えていた。
もしかして引き渡されると思っているのか?
「俺、そんなに怖い人に見える?ちょっと残念だな。
俺は別に二人の友人でもなければ、義理もない、
待ってろって言ったのに待ってなくて被害も増大してくれたしな」
一瞬いたずらをした子供みたいに笑いながら続けていった
「でも先ほどの二人の友情には感動したから、おじさま、あんたの負け。
この子たちの勝ちだ。
何故なら、先ほどまでと違って本格的に俺が手を貸すことにしたからな。」
俺は久しぶりに笑いながら二人に向かってそういった。
「「うそ!!」」
黒服の集団に武装したメイドさんに囲まれて、二人はあきらめかけてたのかもしれない、そして信じられない声でそう言ってきた。
少女たちはそう叫んだが、それには耳を貸さない。
「なんだ?
少しは何かやるつもりだが、これだけの人数で何かできると思っているのか?」
雑魚が何人そろっても一緒だろう。
普通なら無理だ、どれだけ強くても数の暴力には勝てない、
だが能力者ならその他大勢がどんな結末を受けるかはショッカーの戦闘員を見てればわかるだろう。
「私も一言言っておく。この子も言っていたように、これだけの人数がいなければ、大きな台詞を吐けないんだろう。ヘタレナルシストといわれても仕方ないな。選
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