暁 〜小説投稿サイト〜
スーパー戦隊超決戦
第十八話 最初の決戦その九

[8]前話 [2]次話
「負けたならな」
「潔くですね」
「その場は下がってな」
 そうしてというのだ。
「そのうえでだ」
「もう一度ですね」
「挑むことだ」
「そうですよね」
「そうだね」 
 ヨドンナはワイズルーのその言葉に頷いて言った。
「僕もそう思うよ」
「そうだな、貴殿も」
「うん、やっぱり負けたらね」
 その時はというと。
「君の言う通りにね」
「一旦下がってな」
「またね」
「挑むな」
「そうするよ」 
 こう言うのだった。
「敗れても次があるなら」
「そうするな」
「うん、そしてその次はね」
「今はあるな」
「かなりね」 
 ワイズルーに落ち着いた声で答えた。
「僕達の戦力も時間的な余裕も」
「どちらもあるな」
「だからね」 
 それでというのだ。
「腰を据えてね」
「何度敗れてもな」
「挑むだけだよ」
「そうすればいいわね」
「そうだな」
 ソノヤはソノナの言葉に頷いた。
「蛸も食ったしな」
「色々な蛸料理をね」
「たっぷり楽しんだ」
「お腹も一杯になったわ」
「英気は充分だ」
「ここで負けてもやり直せる余裕はあるわ」
「それならな」
 ソノナはさらに話した。
「ここで負けてもな」
「またやり直せるわ」
「そうだね、じゃあ当然勝利を目指すけれど」
 ヨドンナは二人の言葉を受けてまた言った。
「負けてもね」
「態勢を立て直してね」
「また戦おう」
「そうしようね、じゃあ皆でそれぞれの軍を率いて」
 そうしてというのだった。
「戦おうね」
「うむ、そうしよう」
「皆でな」
 ギルとゼットが応えた、そうしてだった。
 それぞれの組織は用意した戦力を全て引き連れてそのうえで那覇の観光客用の商店街に来た。そのうえでドクターマンの店の前に来て言った。
「戦隊の者達よ出て来るのです」
「今から私達と戦うのです」
 メタルエーとナリアが言ってきた。
「そしてです」
「私達が勝てばドクターマンを引き渡すのです」
「負ければ下がります」
「そうしましょう」
「話は聞いた」
 桃井が店から出て来て応えた。
「その申し出受ける」
「戦うのですね」
「私達と」
「そうする、しかしだ」
 思いは二人の女幹部を見据えて告げた。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ