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スーパーヒーロー戦記
第1話 不思議な出会い
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よね。あの時も私の事助けてくれたし」
「でも、凄いよ君は。凄まじい魔力を持っているんだから」
【ですが、前にも言いましたが戦闘技能に関しては素人同然です】
「あうぅ、板ばさみって辛いよ〜」
 片や彼女を褒めて、片や彼女を叱る。何とも忙しい板ばさみであった。
「君には本当に迷惑だと思える。だけど、1週間……嫌、三日だけで良いんだ。僕の魔力が回復し切るまでの間だけで良いんだ」
「でも、君一人じゃ大変でしょ? だったら私も手伝ってあげるよ」
「そ、そんな!」
「大丈夫。任せて! 二人で一緒に集めればきっと全部集められるよ」
 笑顔で言うなのは。
 そんななのはの笑顔を見てフェレットは少し頬を染め出した。何故小動物のフェレットが頬を染めるのかは疑問だったが此処は逢えて突っ込まないで置く。
「そう言えばまだ自己紹介してなかったね。私はなおのは。高町なのはって言うの」
「僕はユーノ・スクライア。スクライアは部族名だからユーノが名前になるんだ」
【私はレイジングハートと申します。これからマスターの技能向上に努めていきます】
 夜の公園の中二人と一機はそれぞれ自己紹介をした。
 だが、其処でなのははある事に気づく。それは、今が真夜中である事だ。
「あ、帰らないと!」
 急ぎユーノとレイジングハートを手に一路家路に向かうなのは。
 だが、この時彼女は知る由もない。この魔法との出会いが彼女の後々に訪れるとてつもない戦いの序章に過ぎないと言う事を―――




     つづく
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