第十八話 最初の決戦その六
[8]前話 [2]次話
「俺の勘ではな」
「ダグデド達出てきますか」
「そうなる、そしてだ」
マーベラスは伊狩にも話した。
「あいつもだ」
「あいつ、バスコですか」
「ああ、あいつも出て来るな」
「それは厄介ですね」
「外道には外道が寄ってだ」
そうしてというのだ。
「手を組む」
「利用し合うんですね」
「ああした連中は信用し合うことはない」
「お互い利用し合うだけですね」
「だか利用し合う為にな」
まさにその為にというのだ。
「手を組む」
「そうして動きますね」
「そうしたものだ、だからだ」
「ドクターマンもですね」
「用心してな」
そうしてというのだ。
「警護することだ」
「調べたけれどな」
またナビィが言ってきた。
「ダグデドって瞬間移動出来るな」
「神出鬼没だな」
「ああ、厄介なことにな」
「何時でも何処でもな」
「好きな場所に出られるな」
「そうしたところもな」
瞬間移動を用いて神出鬼没であることもというのだ。
「かなりな」
「厄介だな」
「あいつはな」
「外道なうえに何度も復活してだ」
「瞬間移動も出来るからな」
「これ以上厄介なことはない」
まさにというのだ。
「本当にな」
「そうだよな」
「だがあいつは倒された」
ダグデドのこのことをだ、マーベラスは強い声で言った。
「キングオージャーにな、それならだ」
「勝てるな」
「必ずな、何度でも倒してやる」
そうするというのだ。
「それでだ」
「出て来てもだな」
「戦ってな」
「やっつけるな」
「そうしてやる、そしてザンギャック達が来てもな」
彼等のことも話した。
「戦う」
「そして勝つな」
「そうする」
こうした話をしたうえでだった。
ゴーカイジャーの面々はドクターマンを自分達の船に迎え入れそのうえで警護を勤めた、その頃それぞれの組織は動きはじめていた。
全軍で攻撃準備を整えていた、ギルはその中で仲間達に言っていた。
「では準備が整えばな」
「即座にですね」
「那覇に出てだ」
メタルエーに対して答えた。
「そしてだ」
「ドクターマンのお店に向かいますね」
「そこで戦隊の者達に勝負を挑みだ」
「我々が勝てばですね」
「ドクターマンを渡してもらう」
「そう告げますね」
「勝てばだ」
そうすればとだ、ギルは話した。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ