第十八話 最初の決戦その四
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「この地でな」
「残りの人生を過ごされて」
「そうしていきたい」
「穏やかにですね」
「そうしたい」
「そうなのですね、ではその様になる様に」
「僕達も出来る限りのことをします」
ラータスもいて言ってきた。
「本当に」
「礼を言う、ではな」
「それではですね」
「これから君達の庇護を受けたい」
「うん、こちらこそ宜しくね」
アラタは笑顔で応えた、こうしてだった。
ドクターマンは戦隊の者達の保護を受けることになった、彼はすぐにゴーカイジャーの艦に案内されてだった。
暫くそこにいることになった、それでだゴーカイジャーの面々は話をした。
「ここならまず、ですね」
「ええ、敵は来ないわね」
ミルフィはファミーマに応えた。
「流石にね」
「お空それに宇宙を飛ぶ船で」
「いつも航海しているのよ」
「それならですね」
「ザンギャックの連中でもね」
「そして他の組織の方々も」
「そう簡単に見付からないし」
「来ても逃げればいいよ」
ドッゴイヤーも言った。
「そうしたらね」
「足はこちらの方が速いからな」
ギブケンは冷静に言い切った。
「それならな」
「例え見付かってもね」
「逃げればいい」
こう言うのだった。
「それだけだ」
「そうだよね」
「この船より速い敵の乗りものないから」
ナビィも言うことだった。
「安心していい」
「それならですね」
伊狩はナビイィの話を聞いて言った。
「ドクターマンさんはここにいたら」
「若し居場所を突き止められてもな」
マーベラスも実に落ち着いている。
「逃げればいい」
「そうですね」
「海賊の逃げ足を見せてやる」
マーベラスは強い声で言った。
「存分にな」
「そういうことですね」
「それでドクターマンは何処かな」
ナビィはマーベラスに尋ねた。
「今は」
「船の客室に案内してだ」
「そこになんだ」
「いてもらっている」
「そうなんだ」
「おかしなことをする気配もなければな」
マーベラスはナビィに話した。
「考えもない」
「わかるんだ」
「目でわかる、口で嘘を吐けてもな」
それでもというのだ。
「目ではだ」
「嘘を吐けないんだ」
「もうドクターマンは完全にだ」
「何かする気はないんだ」
「そうだ」
ナビィに断言して答えた。
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