第36話
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ァンは苦笑しながら答えた後ディレクターに視線を向け、フェリはディレクターに確認した。
「いや、、当然のことさ!まさか魔獣に襲われるとは…………ニナちゃんやスタッフに何かあったら新作、いや映画界の損失だからねえ。」
「ふう、僕がちゃんと状況を引き継げていればこんな事には…………どうも休園のゴタゴタで連絡が漏れていたみたいです。」
フェリの確認に対して問題ないことを答えたディレクターの答えを聞いた引継ぎの管理人は後悔した様子で答えた。
「なぁに、結果オーライさ!それより”解決事務所”だったかい、さっきの戦いは見事だった!君達、私の次回作でスタントかエキストラで出てみないか!?それとそちらの天使の君も俳優デビューを本気で考えてくれないかい!?」
一方ディレクターは引継ぎの管理人のミスに怒っていなく、ヴァン達やユエファをスカウトしようとし、ディレクターのマイペースさにヴァン達は冷や汗をかいて脱力した。
「いや、少しは懲りてくれや。しかしアンタら、あの”ユナイテッドスター”の撮影班か。」
「結構有名な映画会社だったか?んで、そこの撮影に参加してる、”ニナ”って言やあ…………」
「ふふ…………すみません。名乗るのが遅れてしまって。ニナ・フェンリィ――――――導力映画の女優をしています。駆け出しの若輩者ですけどご存じみたいで嬉しいです。」
アーロンに視線を向けられた娘――――――ニナは自己紹介をした。
「女優…………!映画の役者さんですか!」
「それも”ただの役者”じゃないわよ、彼女は♪」
「オイオイ、謙遜すんじゃねえよ。アンタ相当売れっ子じゃねえか。少なくとも東方系じゃNo.1くらいの知名度だろ。」
「ああ、しかも何系だの関係なく、若手じゃ最注目の俳優らしいな。俺も何作か見てるがどれも相当良い出来だったぜ。」
ニナの自己紹介を聞いて興奮しているフェリにユエファが口元に笑みを浮かべて指摘し、アーロンとヴァンはニナに対しての高評価の話を口にした。
「ふふっ、ありがとうございます。まだまだジュディスさんのような偉大な先輩には追い付けていませんけど。」
二人の高評価にニナは苦笑しながら謙遜した様子の自己評価を口にした。
「ジュディス・ランスター………そういや同じ事務所なんだっけか。」
(…………その名前は確か…………)
ヴァンの言葉を聞いたフェリはジュディスと怪盗グリムウッドを思い浮かべた後ヴァンと互いの顔を合わせた。
「?えっと…………」
「あ、なんだよ?」
「ジュディス・ランスターって確か映画界のトップスターでしょう?二人とも、彼女と何らかの関係があったのかしら?」
ヴァン達の反応が気になったニナとアーロンはそれぞれ不
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