トラブルだけとは限らないが小さい時の方が解決しやすい
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
題ね)の重さが軽減したみたいで、何時もの明るい笑顔で笑い合えている。
良かった……
「お待たせしました!」
そんな楽しそうに談笑してる中に、そこそこ大量に食べ物を買い込んできたザルツ君が帰ってきた。
買った物の袋を見ると……そこには“YATTERIA”とロゴが書かれてる。
「おいおい……よりによってヤッテリアのハンバーガーを買ってきたのかよ……センスねーなぁ!」
「ヤ、ヤッテリアの何処がセンス無いんですか!? 美味しいじゃないですか!」
「そうだそうだ。ヤッテリアは美味しいぞぅ!」
「馬鹿野郎……資本がサラボナなんだから、儲けがサラボナにも流れちゃうだろ! 実家が流通関連の商売して成り上がってんだから、そういう事にも留意しろよ!」
「そ、そんな事まで考えませんよ……と言うか、よく私の実家がブールグ商会で在る事に気付きましたね? 自己紹介でフルネームを言っただけなのに」
確かに……ザルツ君はリュカ様と会った事が無いって建前だから、少しだけ不自然かも!
「お前のボンボンっぷりは、事前にルディーから聴かされてきてる! PONYの店舗で、MSVが気に入って翌日にパパにお強請りして買って貰ったんだろ? それ……フルセットだと結構な金額になる物だろ? 僕もプリ・ピーの為に購入したけど、一応は経費として落とせるから僕にとってはなんとかなるけど、お前みたいな個人だと……」
「ボ、ボンボンって……き、君(ルディー君)はそう言う目で私の事を見てたのかい!?」
「そ、そう言うつもりは無いよ! でも事実じゃんか!? それを話しただけで、その他の付随してる感情は社長のモノだよ。僕を睨まないでくれ(笑)」
「それにだ……あそこ(中央公園東商店街側入り口付近の飲食店)でハンバーガーなら、“マス・バーガー”だってあるじゃんか!? マスの方が旨いし!」
「た、確かにマスは美味しいですけど、微妙に価格が高いじゃないですか!?」
「馬鹿野郎! 今回はお前の金じゃねーだろ! そんな時に金額を気にしてんじゃねーよ 成金家庭のボンボンだなぁ……」
「あ、貴方(プーサン社長)は失礼な人ですね!」
「そうだそうだ、失礼だぞ! ヤッテリアの方が美味しいよぉ!」
「な、何なんだ君(ルディー君)はぁ!? 今はそれどころじゃないだろ!」
「そうだ、それどころじゃない! 皆して僕の故郷のサラボナを、サラボナ資本の店で買い物をして盛り上げようぜ!」
「馬鹿者! 僕等はグランバニア人なのだから、内需を発展させる事に尽力するべきだ!」
「こういう時は女性の意見を取り入れるに限るよね。僕の女性絡みで何かあった時に頼る
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ