他人の男女関係に失礼な思惑を混ぜてはダメ
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え事や受け答え出来るの?」
「慣れれば出来るけど……」
「じゃぁ今度私も乗せてよ」
「そうだね……今度夫婦でドライブに行こうね」
リュカ様はS・E・Kを右手に握ると、空いた左手を奥様の右頬に這わせ寄せ、空いた右頬にキスをした。
一連の動作がスマートで格好いい。
「じゃぁ行こうか」
そう言って出口へ向かいながら、リュカ様はプーサン社長へと変身する。
だが変身後の動作も逐一格好いい。
そしてGEOビルの外に……
ビルを出て目の前の道路を横断する。
そこにはさっきも言ったがGEOの所有している土地で、現在はP・P・Hが駐車されている一階建ての建物が存在している。
その建物(駐車場という)に向かって社長は先程右手に握りしめたP・P・HのS・E・Kとは別の方の装置を向けて、中央付近に配置されているスイッチを押した。
“ピッピッ!”と大きめな音と共に、駐車場の門が自動で横にスライドして行く!?
もう何もかもが凄いなぁ……
アイデアはリュカ様発なのだろうけど、こう言う物も思い付いて直ぐに具現化してしまうんだなぁ……
思い付く事も、直ぐに作ってしまうう事も、どちらも凄い!
その凄さに呆けていると社長はP・P・Hに乗り込んでしまった。
僕も慌てて助手席に乗り込ませてもらう。
このP・P・Hを含めて何台かの魔道車に乗らさせてもらったけど、やっぱりGMのHanmmerと呼ばれている魔道車は大きくて広々している。
僕も免許が欲しいから。ザルツ君と一緒に教習所へ通い、そこの教習車に乗ってるけど狭く感じて物足りない。
免許を取得したらHanmmerを買いたいけど、これって魔力の無い僕には運転出来ないからなぁ……
乗り込みシートベルトと呼ばれる安全装置を自身の身体に這わせる様に設置したら社長に目配せで合図。
準備万端だった社長はP・P・Hの操縦桿(ハンドルと言う名称)の右横にあるスイッチを深く押す。
するとP・P・H内正面に配置されてる様々な計器に明かりが点る。
この明かりが点るのが魔道車が起動した合図だ。
運転席足下の発進ペダル(アクセルと言う名称)を踏み込めば|魔道
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