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夢幻水滸伝
第三百五十一話 ソーサラーとしてその六

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「もてるのよ」
「外見は兎も角ここまでもてる要素ないですが」
「そうよね、感情出さないし」
「機械ですね」
「そうした説もあるし」  
 サイボーグ説は根強くある。
「それでももててね」
「その人が白ブリーフですか」
「そうなの、この人とね」
 デリーロはさらに話した。
「とあるゲイの漫画があって」
「塔性愛ですか」
「二つあってどっちもね」
 その漫画の話もするのだった。
「凄くて一方は顔中髭だらけ熊みたいな体形と体毛の学校の先生が生徒さんを護る為にその目の前でヤクザ屋さんにね」
「そうした作品ですか」
「それで後で生徒さんとね」
「純愛ですか」
「そちらのね、そしてもう一方は」
 デリーロはそちらの作品の話もした。
「お洒落な口髭の先生と小柄な生徒の純愛で」
「そちらも純愛ですか」
「どっちも先生が白ブリーフだったのよ」
「だから星の方々が起きられた世界では、ですか」
「白ブリーフが忌まれているのよ」
「そうですか」
「そしてね」
 デリーロは話を続けた。
「最初の作品の有名な台詞は布団を敷こう、な!でね」
「布団、日本ですね」
「そして二番目ははじめて見ちゃった、先生の白いブリーフよ」
「はじめて見たも何も」
「どっちの作品も強烈過ぎて」 
 そのインパクトがというのだ。
「白ブリーフはね」
「忌まれる様になったのですね」
「他の色のブリーフもね」
「ブリーフは好かれない学園ですね」
「そうなの、あたしどっちの作品も読んだわ」
「それでどうなりました」
「トラウマものと聞いたけれど」 
 デリーロは市長に暗い顔で話した。
「あたしもよ」
「そうなられましたか」
「ええ」
 まさにというのだ。
「そうなったわ」
「そうなのですね」
「それで今はね」
「トランクスですね」
「それを穿いてね」
 そうしてというのだ。
「やっていってるわ」
「トランクスですね」
「そう、それを穿いて」
「政に励まれていますね」
「そうよ、お仕事が終わったらお家に帰って」
 デリーロはそれからのことも話した。
「まずはお風呂に入って」
「ご夕食ですね」
「それを食べてね」
 そうしてというのだ。
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