第十七話 沖縄に集結その十三
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「それだけ食える、あとサラダもだ」
「サラダも美味しいわよ」
鬼頭が言ってきた。
「こっちもな」
「そうだな」
「ええ、付け合わせのお野菜もね」
ステーキの皿にあるそれもというのだ。
「かなりね」
「美味いか」
「そっちも食べるわよね」
「当然だ」
返答は一言だった。
「全部食う」
「食べものは残さないわね」
「それは絶対だ」
まさにというのだ。
「残さず食う」
「それはいいことよ」
鬼頭もまさにと返した。
「本当にね」
「俺もそう思う」
「だから全部食べるのね」
「そうする、そしてだ」
「そして?」
「ご飯をくれ」
こうもだ、桃井は言った。
「そちらもな」
「ステーキおかずにして食べるのね」
「そうする」
まさにというのだ。
「これからな」
「ステーキおかずにいいですよね」
雉野は桃井の話を聞いて頷きながら言った。
「実際に」
「そうだな」
「僕も好きです」
「それは何よりだ、一緒にご飯も食べよう」
「それじゃあ」
「そしてだ」
桃井はさらに言った。
「ご飯のおかわりもする」
「ふむ。おかわりか」
猿原は桃井がおかわりと言ったのを受けて述べた。
「一杯目もまだだが」
「だが腹が減っていたからな」
「おかわりも出来るか」
「そうだ、ではまずは一杯目をいただこう」
「私もそうするか。ステーキを食べながらな」
猿原はそれならと頷いた、そしてだった。
皆でステーキでご飯を食べた、すると犬塚も言った。
「飯が進むな」
「ステーキをおかずにするとな」
「ああ、実にな」
「この組み合わせはいい」
桃井はご飯を食べつつ話した。
「俺は大好きだ」
「その理由がわかるな」
「美味いからだな」
「その通りだ」
「焼肉にご飯もいいですが」
桃谷もステーキをおかずにご飯を食べつつ言う。
「この組み合わせもです」
「いいものだな」
「はい」
実にというのだった。
「美味しいです」
「こうして今は飯を食ってだ」
「戦いになれば」
「戦う、そしてだ」
戦ってというのだ。
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