第三千四百五十五話 けれど全部いる
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第三千四百五十五話 けれど全部いる
闇と魔法の領域の王国はシーランドにお話しました。
「ですがゴーレムとかはいますので」
「それはいいですね」
「魔法も剣も当然です」
「ファンタジーですね」
「ゲール語を話しますが」
今度は言語のお話でした。
「エルフ語もです」
「面白いです」
「全くだな」
モロッシアも笑顔で言います。
「こんな奴もいるところがミクロネーションだな」
「個性的でいいです」
「それで済むのが凄いわね」
ワイはこう言いました。
「これだけぶっ飛んでいても」
「個性は強いならそれでいいですよ」
シーランドは器の大きさも見せました。
「シー君も負けていられねえですよ」
「対抗心出すし」
「自分を磨いてもっと大きくなるですよ」
自分で言う通り心の大きなシーランドです、そうして闇と魔法の領域の王国も仲間に迎えるのでした。
第三千四百五十五話 完
２０２４・６・４
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