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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人)改 再構築
0部 転生
序章 俺の人生がこんなふうに変わるとは思わなかった。
最悪のスタートからの再出発
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いるんだが」

「人柄は?」

「良いと思うぞ」

「施設に行くよりはましか、その夫婦ペドとかじゃないよね」

「安心しろ、人柄も良い人だ」

「おやっさんは?」

「おやっさんとは俺の事か?」

「何となくだけど、ダメだった?」

「綾の好きなように呼べ。俺は危険とともに生きてるからな。引き取るわけにはいかないが、たまになら遊びに来い」

確か… 大阪に妻子がいる。危険な仕事だから離れてるんだろうか。

「その人の名前は?」

「南條隆行さんと栞さんだ。旧姓は霧生栞さんだな」

南條隆行さん。聞いたことない名だ。でも… 霧生栞って…

「あの数年前にアイドルやってた」

確かこの世界の元トップアイドルだったはずだ。

「あぁ」

この世界にはいないけれど、名探偵コナンの工藤由紀子さんみたいに結婚と同時に引退したんだっけ。

「それ本人たちは了承済みなの?」

「今から話に行くところだ」

「俺に聞くよりまず先方の了承を得ないと」

「こういうのは大人の意見よりまずは子供の意見を聞く方が先だ」

おやっさんが頭をなでようとした瞬間、俺は無意識のうちにそれをかわしてハイキックをしたんだが、おやっさんはそれをすんでのところでかわしていた。

「良い蹴りだ!急になでようとしてすまなかったな」

私は、生前の記憶はうっすらとしか覚えてない。ただし今の人生と自分の能力と自分のことは覚えている。この世界に生まれて借金の代わりに親にDV、売春とやらされていた。子供だから、背徳感ゆえに高い金がもらえるらしい。だからか知らないが、俺は無意識のうちに攻撃をしてしまったみたいだ。おやっさんもそれがわかってるからか、蹴りをしたことは気にしてもいない感じだった。

おやっさんに保護されて一か月、色々な手続きをした。養子縁組で先方の人の子になることになった。南條これが新しい俺の苗字らしい。ただいま南條夫妻はアメリカにいるので、帰国してから初対面する予定だ。奥さんの栞さんとはビデオチャットで話をしていたので、この人たちなら安心だと直感で分かった。

おやっさんと一緒に本日その南条夫妻に合う手はずだ。風都から離れの少し海沿いにある場所にバイクに乗って向かっていた。久しぶりの海で、やはり気持ちがいい。

 風都を離れ1時間ぐらいに隣の市に来た。ガードレールにようこそ海鳴市へと書いてあった。
海鳴って… あの海鳴。そういえば神がいってたなぁ。海鳴って言ってた記憶ある。
俺自身が知ってる海鳴は人外魔境で、忍者がいて、吸血鬼や狼人間や怪しい組織があったりする。
ゲームの話の舞台になった地名が海鳴市。
そういえば転生する前に魔法と武術は鍛えておけと言ってたけれど、納得だ! 武術はわかるが魔
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