第三千四百五十三話 流石にそういうのはいない
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第三千四百五十三話 流石にそういうのはいない
日本のゾゾスタジアムから聞こえる断末魔の様な絶叫を聞きつつです、シーランドは引きながら言いました。
「マモノとケンタッキーのおっさんは洒落になってねえですよ」
「何であと一球からああなるのかな」
セボルガも唖然となっています。
「有り得ないけれど」
「有り得ないから怖えのですよ」
「そう言われるとそうだね」
「それでああした連中はいるですか?」
シーランドは闇と魔法の領域の王国にお顔を向けて尋ねました。
「それで」
「いないです」
正直な返事がきました。
「私も彼等のことは知ってますが」
「いねえですか」
「はい、ペガサスやドラゴンはいましても」
それでもというのです。
「彼等はいないです」
「それは何よりですよ」
「しかしああしたものが憑いていますと」
「だから阪神は滅多に優勝出来ねえですよ」
「あんなの大国についてもまずいです」
闇と魔法の領域の王国が見てもです、彼等は別格でした。
第三千四百五十三話 完
2024・6・3
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