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八条学園騒動記
第七百五十三話 文豪で色豪その十二

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「どうにも」
「ご本人は遊び人」
「女好きでお金遣いも荒い」
「ギャンブル漫画みたいな人よね」
「これがね」
「そうした漫画に出て」
 そうしてというのだ。
「何かやる」
「そうした人よね」
「もうね」
 ジョーはそうした漫画の自分の印象に基づいてデュマをイメージしてそのうえでベスに対してこう言った。
「女の人何人も侍らしてね」
「出て来るのね」
「いい服着て」
 そうしてというのだ。
「もう如何にもね」
「大物ね」
「遊び、ギャンブルの達人っていう」
 そうしたというのだ。
「キャラで出て来てね」
「主人公と戦うのね」
「卑怯なことはしないで」
「堂々となのね」
「勝負して」
 そうしてというのだ。
「負けて見事だとね」
「主人公に言うのね」
「負けても遊びだってね」
「割り切っていて」
「動じていなくて」
 そうであってというのだ。
「悔しがらない」
「まさに大物ね」
「それでギャンブルの種類はね」
 ジョーはこちらの話もした。
「ルーレットとかトランプね」
「ポーカーとか」
「そうしたものをして」 
 そうして勝負をしてというのだ。
「そのうえでね」
「堂々と大物として勝負して」
「負けて見事だとか言って」
「主人公に」
「それで主人公にあらたな勝負の場に連れていく」
「そうしたキャラクターね」
「そうだと思うわ」
 自分から見てすぐ下の妹に話した。
「デュマさんはね」
「何かいいキャラね」
 エイミーはここまで聞いてこう言った。
「デュマさんって」
「そうよね」 
 ジョーもそれはと応えた。
「人気出そうよね」
「そうした漫画だとね」
「ギャンブル漫画もあるから」
 この時代での連合でもだ。
「それでね」
「そうした漫画だと人気が出て」
「もう大物としてね」
 その立場でというのだ。
「私も好きになりそうよ」
「ジョーお姉ちゃんにしても」
「何かそうした大物キャラってね」
「堂々としている」
「強いけれど負けても悔しがらないで」 
 そうであってというのだ。
「割り切ってるね」
「器の大きい」
「そうしたキャラはね」
 どうにもというのだ。
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