第七百五十三話 文豪で色豪その九
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「入って」
「そうしてなのね」
「健康的にね」
「暮らしていたかも知れないの」
「ええ、ただ女好きのことは」
常に愛人が何人もいる様なだ。
「風俗かしらね」
「風俗ね」
「そちら通いになるかもね」
「そうなのね」
「スポーツ選手でもね」
常に身体を動かしてそうした欲求を解消していると思われる様な仕事の人達でもとだ、ジョーはベスに話した。
「子供さんいるでしょ」
「ええ」
ベスもそれはと答えた。
「やっぱりね」
「それでスキャンダルの多いよ」
「スポーツ選手もいるわね」
「そうした欲はね」
所謂性欲はである。
「誰でもよ」
「あるものね」
「幾ら激しい運動をしても」
そうしてもというのだ。
「なくならないから」
「子供さんがいて」
「スキャンダルもね」
「ある人はあるのね」
「そうよ、それでね」
「デュマさんもなのね」
「今の時代でもね」
どうしてもというのだ。
「健康的にね」
「ジムに通っているとしても」
「やっぱりそうした欲はよ」
「なくならないの」
「かなり解消されても」
身体を動かしてというのだ。
「完全にはね」
「欲は解消されなくて」
「それでよ」
そうなってというのだ。
「どうしてもね」
「そうしたことはするのね」
「ええ、ただね」
「ただ?」
「そうしたことをしても」
それでもというのだ。
「女遊びだけの時代じゃないし」
「今は」
「他にも遊びは一杯あるから」
「お金のかからない」
「だからね」
そうした世界になっているからだというのだ。
「女遊びもお金遣いもね」
「ましになってるかも知れないのね」
「今はね」
この時代の連合ではというのだ。
「スマホゲームでもしてるかもね、ジムに通って」
「それだと確かに女遊びもかなり減りそうね」
エイミーはそうした生活を想像して答えた。
「お金の方も」
「そうでしょ」
「課金してもね」
ゲームでもというのだ。
「売れっ子で多作ならね」
「何しろ小説工場って言われたから」
仕事は兎に角凄い人物であったのだ、むしろ仕事を馬車馬の様に行い遊びもそうであったと言うべきか。
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