第93話 鈴の音
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してるぞ、リィン」
「ああ、俺も愛してるよ。ラウラ」
そして俺達は交代の時間になるまでお互いの手を離さないように強く絡めて繋ぎ続けた。
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side:フィー
リィンとラウラが帰ってきたので見張りを交代してエマと一緒に街を歩いているよ。でもラウラってばリィンとずっと手を握ったままで羨ましかった。
寝る時もお互いに身を寄せ合ってくっついてたし……まあわたしも抜け駆けしちゃったことがあるしこれでお相子かな。
「エマ、どんな感じ?」
「今のところ不審な気配や魔力を感じたりはしませんね」
「ん、なら良し」
エマの魔法には本当に助けられるね、まだ出会って少ししか立ってないけどエマの事は信用できるよ。
だからこそちゃんと確かめておかないとね。
「ねえエマ、わたし腹の探り合いは苦手だから直球で聞くね。リィンの事好き?勿論女の子としてだよ」
「はい、私はリィンさんの事が女として好きです」
わたしはストレートに質問をしてみたがエマはあっさりと答えた。
「ん、凄く素直でビックリ。ラウラでも最初は否定したのに」
「隠す必要は無いですから」
「そっか。ならどうして告白しないの?」
「まだ出会ったばかりですしあくまで感ですけどクローゼさんやアネラスさんもリィンさんに惹かれていますよね?その二人が答えを出せたら想いを伝えようと思っています」
「なるほどね」
わたしはエマの考えを聞いて納得した。
「それで私はフィーちゃんの信用は取れましたか?」
「うん、エマならいいよ。わたしも貴方を信頼してるし魔法も凄く頼りになるから。もし時が来ればわたしもリィンを説得するし協力する。最悪皆でリィンを襲っちゃおう」
「それは楽しみですね?」
わたしはエマもリィンのハーレムに入れることにした。わたし達にはない強みがあるしおっぱいも大きいからリィンが喜びそう。
「因みにエマはいつリィンを好きになったって自覚したの?」
「そうですね、あれは前にリィンさんが銀と戦った際に……」
その後わたしはエマとリィンについていっぱいお喋りをした、勿論見回りもしっかりやったよ。
「またリィンは無茶したんだね、そういうところは本当に直してほしい」
「そうですね、アレは私もないなって思いました」
「同感。もっとわたしを頼ってほしい、前にも……」
ちょっと愚痴っぽくなっちゃったけどリィンのカッコいい所や可愛い所も話した。そして時間が来たのでオリビエ達と交代してギルドの2階に上がった。
「お帰り、フィー、エマ。夜食作っておいたから食べなよ」
「うん、ありが
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