第八幕その三
[8]前話 [2]次話
「楽しみましょう」
「わかりました」
「関羽さんに手を合しましょう」
「あのお髭と青龍偃月刀を見て」
「是非そうしましょう」
「皆で」
「そういえばね」
おばさんがふと言いました。
「関羽さんって凄く大きいそうね」
「そうだね、そういえばオズの国の人達も大きくなったよ」
おじさんも言います。
「わし等が来た頃は一五〇なかったね」
「大人の男の人でもね」
「それが今だと一七〇以上あるね」
「背も変わったわね」
「食べているものの関係なのよ」
ドロシーがお二人にお話しました。
「栄養のあるものを沢山食べたらね」
「大きくなったのね」
「皆そうなったんだ」
「昔よりもね、今はね」
まさにというのです。
「お二人が言った通りの大きさになったわ」
「そうなのね」
「身体にいいものを全部食べて」
「そうなったのよ」
まさにというのです。
「大きくなったのよ、ただ関羽さんはね」
「あの人はもっと大きいわね」
「お会いしたことはないけれど二メートル以上あるそうだね」
「元々ね」
食べものの関係でなくというのです。
「それだけの大きさなのよ」
「それは凄いわね」
「普通にそこまで大きいなんて」
「ええ、それでね」
関羽さんのことをさらにお話します。
「物凄く強いのよ」
「巨大なお身体で青龍偃月刀を自由自在に操るんですよ」
カルロスも関羽さんのことをお話します。
「だからお強いんですよ」
「その青龍偃月刀は二十キロ以上あるの」
ドロシーは関羽さんがいつも持っている武器のお話をしました。
「ぞの武器をね」
「自由自在になの」
「操るんだ」
「ええ、二十キロ以上なんてね」
それだけの重さはというのです。
「普通持つだけでも大変でしょ」
「ええ、それはね」
「とても無理だよ」
「それが出来て学問がお好きで誠実で礼儀正しくて」
今度は関羽さんの人柄のお話をします。
「オズの国の人達の誰にも優しいのよ」
「立派な人なのね」
「凄い人格者だね」
「だから私達も大好きなの」
その関羽さんがというのです。
「若しお会いしたらね」
「ええ、挨拶しないとね」
「そんな素晴らしい人ならな」
お二人でお話します、そしてです。
皆で関帝廟にお参りして色々と遊んでです。
お買いものもしました、お昼には皆で四川料理のお店に入って担々麺と麻婆豆腐に辛く味付けされた炒飯に水餃子、そして八宝菜を注文しましたが。
ドロシーはおばさんとおじさんにです、こう言いました。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ