第十七話 沖縄に集結その十二
[8]前話 [2]次話
「兵達に出してだ」
「飲ませるな」
「そうする、では飲んで食ってだ」
「ドクターマンを迎える前にな」
「景気付けをするぞ」
こう言って実際にだった。
それぞれの組織の者達は蛸料理に酒を楽しんでだった。
そうして戦いに挑むことにした、その頃戦隊の面々はステーキを食べていた、五色田は仲間達と共にステーキを食べつつ言った。
「美味いよ」
「ああ、かなりな」
ゴールドツイカーが応えた。
「いい焼き加減にソースだ」
「お肉もいいよね」
「質もな、沖縄のステーキもな」
これもというのだ。
「美味いな」
「かなりね」
「沖縄に来るのは久し振りだけれど」
ヤツデもいて食べている、そのうえでの言葉だ。
「ステーキも美味しいね」
「祖母ちゃん沖縄に来たことあるんだ」
「お祖父さんとね、結婚する前にね」
「そんな前になんだ」
「一緒に行ってね」
そうしてというのだ。
「随分楽しんだよ」
「そうだったんだ」
「それからお店があるからね」
それでというのだ。
「もうね」
「沖縄に行かなかったんだ」
「他の場所にもね」
「そうだったんだ」
「それが今回呼ばれて」
「父さんと母さんにだね」
「お店を任せてね」
そのうえでというのだ。
「来たけれど」
「いいんだ」
「かなりね」
満面の笑顔での言葉だった。
「久し振りに来たけれど、けれどもう水着はね」
「着られないんだ」
「婆ちゃんになったからね」
「そうだな、もう止めた方がいい」
桃井もいる、それでステーキを食べつつ言った
「着たくないならな」
「そう言うんだね」
「そうだ、自分が着たいなら着てだ」
ヤツデにそうしてと話した。
「着たくないならだ」
「着なくていいんだね」
「本人次第だ」
ステーキを食べつつさらに言った。
「それはね」
「そういうことだね」
「そしてだ」
桃井はさらに言った。
「このステーキだが」
「美味しいよね」
「美味い」
五色田に一言で答えた。
「五枚は食える」
「五枚なんだ」
「そうだ、それ位はな」
こう五色田に話した。
「食える」
「正直に言って」
「ステーキの味にボリュームを考えるとな」
「そうなんだね」
「ああ、合わせて六枚だ」
今食べている分と合わせてというのだ。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ