第十七話 沖縄に集結その三
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「出来ればな」
「ここ以外で」
「商店街以外でな」
こう大治に話した。
「してくれれば有り難い」
「お店や周りに迷惑が出るから」
「人にもな、もう私はだ」
「戦わないし」
「人に迷惑をかけることもだ」
このこともというのだ。
「決してな」
「したくないのね」
「だからだ」
その為にというのだ。
「出来ればな」
「それなら」
その言葉を聞いてだ大治は言った。
「その都度場所を変えることね」
「戦うにあたって場所を変えることは多い」
押切は冷静に述べた。
「何かとな」
「そうなんだよね」
熱田は押切の言葉に頷いた。
「俺達の戦いって」
「それならな」
「場所を変えたらいいね」
「戦いになればな」
その時はというのだ。
「実際周りに家やお店があってだ」
「人も多いとね」
「戦いにくい」
「それなら相手もだね」
「場所を変えるならな」
「乗ってくれるよ」
「そうなるからな」
だからだというのだ。
「いい」
「そうだね」
「ただ一つのチームが出るとな」
宝路はそうなると、と話した。
「お店ががら空きになるだろ」
「そこを狙われるね」
「相手も色々組織があるからな」
「俺達がある組織と戦っている間に」
「別の組織が店に来ることもな」
「あるね」
「だから絶対にだ」
「お店はがら空きに出来ないね」
「チーム一つはな」
戦隊のというのだ。
「店にいないとな」
「そうだよね」
「何ならだ」
またドクターマンが言ってきた。
「店に泊まればいい」
「いいんだ」
「部屋もあるしだ」
熱田にさらに話した。
「浴室もある。布団もだ」
「あるんだ」
「だからだ」
「泊まってもいいんだ」
「君達がそうしたいならな」
それならというのだ。
「そうすればいい」
「そうなんだね」
「私は構わない」
ドクターマンはこうも言った。
「諸君等は私を護衛してくれているしな」
「まあ俺達は普通に何時でもカラットの基地に行けるし」
「そちらでか」
「休めるしね、ただ夜は」
「店にいるのだな」
「当直みたいにね」
「ならそうしてくれ、あと少し時間が欲しい」
こうもだ、ドクターマンは言った。
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