スーパーロボット大戦OGs
0064話
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を変える事なくいつも通りだが。
「分かった。なら俺達の機体をアークランドへ搬入してくれ」
「はい、すぐに取りかかります」
整備員は足早に去っていった。
アークランドのブリッジにあるモニタに、テスラ研の姿が映し出されている。
ステルス・シェードを展開している為、こちらの動きには気が付いていないようだ。
「あれが、テスラ研か」
「ああ、そう言えばバリソンは来た事無かったか」
バリソンの声にそう返事を返す。
俺はアギュイエウスの開発に関わったレモンに会いに来たりしていたので、中の様子なんかもそれなりに理解している。俺がテスラ研制圧に選ばれたのは恐らくその辺にも理由があるのだろう。
「そろそろ機体に乗り込んで、いつでも出撃出来るようにしておけ」
ブリッジにいる面々へと声をかけ、俺も格納庫へと向かう。
今回の編成は、俺、バリソン、エキドナ、ラミアの4人にそれぞれ量産型Wが5人ずつとなっている。量産型Wのうち、量産型アシュセイヴァーへ搭乗しているのが各隊に1人ずつで、他はエルアインスに搭乗となっている。
グロウセイヴァーへと搭乗し、出撃の合図を待っている間に軽い打ち合わせをする。
「バリソン、俺とお前の隊はテスラ研から出てくる迎撃部隊の相手だ」
「了解」
「W16、W17、お前達は迎撃部隊をある程度減らしたらテスラ研内部へと潜入して制圧しろ。尚、研究者の中には投降してくる者がいるかもしれないが、そいつらは保護しておくように。俺達にとって、テスラ研の研究者は喉から手が出る程欲しい人材だからな。反撃してくるような相手は無力化する事になるだろうが、なるべく殺さないようにしろ」
エキドナとラミアの了解、という声が重なって返事をしてくるがそこにバリソンから待ったがかかった。
「うちのやり方にしちゃ随分と甘くないか?」
「殺してしまうと、こちらに協力しようとする奴でも反感を持って意地でも協力しない、なんて事になりそうだからな」
普通の人間なら同僚が殺されて脅されたらあっさりとこちらの言う事を聞くのだが、なにせここは変人と天才の集まる事で名高いテスラ研だ。そんな普通の反応はしないと思っていいだろう。
「だが」
なおも言いつのってくるバリソンだが、ヴィンデルからの命令にあるこのテスラ研にあるもので使えそうなものを接収するという任務を考えると、どうしてもある程度は研究員の助力が必要だ。
その辺を話すと、不承不承だが納得したらしく引き下がってくれた。
「隊長、テスラ研にこちらの存在が気が付かれたようです。防衛部隊が出てきました」
「数は?」
「量産型ゲシュペンストMk-Uが6機のみです」
「は?」
その間の抜けたような声は、俺の口から
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