暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0064話
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えるトライロバイト級を渡せないしな。それに今回のテスラ研占領は絶対に失敗出来ない作戦だ。頼んだぞ」
「分かった。ちなみに量産型Wはどのくらい連れていってもいいんだ?」
「そうだな、20人程ならそちらに回せる。それでどうにかやりくりしてくれ。それとこちらの作戦が成功するにしても失敗するにしても、折角テスラ研を占領するんだ。あそこで開発中の使えそうな機体や装備は出来るだけ接収しておいてくれ」
「ああ、そっちも了解だ。じゃあ早速出発するとしよう」

 ヴィンデルに軽く敬礼をし、ブリッジを出る。
 そのまま格納庫へと移動し、バリソン、エキドナ、ラミアへと招集をかけた。

「アクセル、どうしたんだ?」
「ヴィンデルから新たな命令が下った。俺達4人と量産型W20人でテスラ研へと向かう事になる」
「テスラ研へ? しかし、もうすぐ大規模な反攻作戦を行うんだろう? 構わないのか?」
「ああ、その反攻作戦に破れた時の為の保険だ。プランEFの話は以前聞いただろう?」

 信用出来ると判断された隊長格にはヴィンデルがプランEFに関してを教えている。もっとも、平行世界へ一時的に撤退。そこで戦力を蓄えてこの世界に戻ってくるというこの作戦は半ば冗談だと思っている者もいるようだが。アギュイエウス、リュケイオス、そしてレモンの事を知っている者にとっては、そんな笑い話で済むものではなく、限りなく本気の作戦である事を理解していた。

「ああ、平行世界に転移するとかいう、あの」

 バリソンもレモンの事を知らない訳じゃないので、すぐに納得する。
 エキドナとラミアにとっては、レモンは産みの親なのでそもそも疑いすらしないだろう。

「量産型Wは20人連れていく。移動手段はアークランドになるからすぐに準備してくれ。それ程時間に余裕がある訳じゃないから、準備が出来次第出発する」
「アクセルさん、ちょっといいですか?」

 話に割り込んできたのは、整備員の1人だった。

「どうした?」
「ヴィンデル大佐からの連絡で、量産型Wに量産型アシュセイヴァー4機の使用を許可するとの事です」
「……本当か?」

 量産型アシュセイヴァーは、グロウセイヴァーの基になったアシュセイヴァーの量産型であり、性能も最新量産機であるエルアインスよりも高い。コストの関係かソードブレイカーは装備されていないが、それ以外の性能はアシュセイヴァーと変わらない。
 うちの部隊にある程度の数はあるが、基本的にバリソンやマルティン等のような部隊長向けの指揮官機やエース機扱いだ。それを量産型Wにも配備するという事は。

「ヴィンデルの奴、本気だな」

 思わず言葉を漏らす。
 だが、それを聞いていたバリソンは真剣な表情で頷き、俺に同意している。
 エキドナとラミアは特に表情
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