第三千四百四十五話 どんな国なんだ
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第三千四百四十五話 どんな国なんだ
ラドニアがその国の名前を言いました。
「影と闇の領域と王国って名前で」
「なっ、何その国の名前」
ワイはその名前を聞いただけで驚きました。
「物凄いけれど」
「悪魔とか魔法使いとかエルフがいて」
ラドニアはさらにお話しました。
「夢の中で会議するらしいよ」
「そんな国あるの」
「そうなんだ」
「幾らミクロネーションが個性派揃いでも」
それでもと言うワイでした。
「幾ら何でも」
「いや、普通に面白い奴だよ」
「何処に普通要素あるの！？」
そこを言うラドニアでした。
「一体」
「いや、大人しくて真面目で」
「それでも普通じゃないでしょ」
「そうかな」
「一体どんな奴よ」
会う前から不安になるワイでした、国の名前にもその中身についても一切普通のものは見い出せなかったので。
第三千四百四十五話 完
２０２４・５・３０
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