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私 あの人のこと 好きなのかも やっぱり好きなんだよ 昔からー
第6章
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ら イオも頑張るでー」
「そうかなー」と、でも私はどういう風に応援したらいいのかも知らなかったのだ。
試合が始まって、ボールを持っても、囲まれてくしゃくしゃにされて、上から乗られたりして、私には、こんなに激しいスポーツなのと衝撃だった。あんなことされて、よくケンカにならないもんだと、半分呆れて見ていた。
ハーフタイムだろう時、私にも宇大が負けているのはわかっていた。
「メンバーが足りなくてよ 野球部と柔道部から二人借りているんだよ もう ダメだな 4年生が4人居るんだけど 卒業したら 9人だろう 新入生も期待出来ないし 試合もまともに出来ないから・・・運動部はどこも入部希望者に苦労しているよ 特にラグビーは試合人数が多いからなー 大変だ ここのラグビー部は歴史が古くってな 昔 東大と練習試合をしてたとか言うのを聞いたことがあるけど・・・もう 廃部だな」
「そうなの 部員 少ないんだ」
「まぁ ここに来る奴なんて ラグビーなんて・・・ 最近はな とくに」
「そうかぁー どうすんだろう イオ」
だけど、前半が始まって、直ぐに、密集から伊織利さんが抜け出してボールを持って走った。
「イオ ガンバ・・・・れぇ」と、言い終わらないうちに向こうに倒されていた。それでも、終了間際には、4年の桾沢さんが抜け出して、二人ぐらいの人に掴まれていたんだけど、その後ろから伊織利さんともう一人が押していて、そのままラインに倒れ込んでいた。レフリーが手を挙げてホイッスルを・・・点が入ったみたい。
試合終了のホイッスルとともに
「負けちまったかー まぁ 善戦したんじゃぁない 少ないメンバーで 真織 あいつが後で 寄っても 試合のことは言わない方がいいよ!」
「あっ そう ショックだから?」
「うん まぁ ショックっていうか 秋の対抗戦の中では 唯一勝てる可能性のある相手だったらしいからー 今年は全敗で終わるだろうよ」
「あっ そう そんななんだー」私のほうが、そんなクラブに一生懸命やっている伊織利さん・・・その方がショックだったのだ。崇拝している先輩を追ってまでここにきたのに・・。
1時間程した時に伊織利さんがお店に寄ってくれて、私は
「お疲れ様」と、言ってしまったら
「なんも 疲れるほどやり切ってないよ」と、心無しか機嫌が悪かった。
「蜂蜜レモン水 2ツ」と、注文して一気に飲み干していた。私は何だか近くに寄るのも躊躇していたら、深川翠さんが来てくれて
「たこ焼き串 いただこうかしら」と
「ハイ! たこ焼き串 1丁」と、私は、うれしそうに中に声を掛けていて
「演奏 素敵でした」と、私はおべんちゃらみたいに言って、丁寧にたこ焼き串を手渡ししていて、すると、
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