Let It Be
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リーンはリュリュ様が嫌いなのか?」
「大っ嫌いよ! 社長の嫌がる事をする女なんて!」
そうは言ってもなぁ……
「社長のお手伝いもできるし、聖歌隊のお手伝いもできるし、サンタローズのバイトって最高なんだけど……如何してもあの女に近づかなきゃならないのが難点なのよね!」
「でも本当に上手かったじゃないか。私は彼女の歌声に聞き惚れてしまったぞ」
「そこよ、そこ! 私だってあの女の歌声に聞き惚れてんの! だから余計にムカつくのよ! さっさと男作って結婚でもしちゃえば良いのに、いい歳して『パパぁ、パパぁ?』ってベタベタ社長にくっつくなっての!」
身勝手な嫌悪だな。
そんな勝手に苛ついてるアイリーンにビールを見詰められながら、私達は今日のディナーを終わらせる。
家に帰ったら直ぐにでも今日習った“Let It Be”の反復練習をしよう。
今日は最高の経験だったわ!
アーノSIDE END
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