先ずは学び
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れる。他の者は赤色だ。
この青色を持っていると景品が車で、赤色は免許取得に必要な基本料金の1年間免除特典が当たる。
青色で当たる車だが、今回発表された3社の各3車種……つまり9台の車がビンゴ景品対象である。
どの会社のどの車種にするかは早い者勝ちで、先に1ビンゴ揃えた者から選ぶことが出来る。
同着だった場合は大人なのだから話し合いで解決せよとの事で、あまりにもガタガタ言うのならこの場(会場)で一番偉い人が出張ってくるゾっと伍長から説明があった。因みに一番偉い人とは、俺の隣にいるリュカ様である。
そして赤色は青色の景品が無くなり次第、ビンゴ大会が終了するので、その間にビンゴした者だけが免許取得の基本料金1年免除特典が貰えるのだ。
とは言え青色のビンゴが早すぎて赤色から当選者が出ないのも問題だと思われ、赤色の当選者が1人も出なかった場合のみ、延長線を開催して3人までプレゼントするとのことに……リュカ様がこの場で決めました。
「あ、ビンゴー!!」
おや、そうこうしていると既にビンゴが出た者が居る。
当選者は先程サラボナの小倅とキャンギャルに見とれてた少年だ。
彼のビンゴカードは赤色の為、如何やら免許取得の免除権が貰える。
因みに運転免許取得には、国土運輸省直轄の 教習所に通い卒業する必要があるのだが、義務教育ではないのでそれなりに結構な金が掛かるのだ。
入校受付の際に1年間の入学金3000G。
有効期間は1年間という事で、1年後(+2週間の延長申し込み猶予あり)が過ぎると、再度免許を取得しようとするには3000G費用が掛かる。
延長の場合は1000Gくらいで済むらしいが、何も得ることが出来ずに3000Gを消費するのは痛すぎる。
だが先程ビンゴが当選した彼は、この基本初期費用が免除される。
とは言え免除されるのは先程言った入学費だけである。
教習所のシステムを説明すると、実際に車を運転する技術を習う『教習』と、車の様々な知識を身に付ける『学科』の2種類があり、双方とも『第1段階』と『第2段階』と別れて指導しており、第1段階の教習・学科を全て履修して教習・学科の双方の試験に合格した者が第2段階に行け、そちらも教習・学科を全て履修した者が第1段階と同じように第2段階の試験に合格する必要がある。
因みに学科で使用するテキストや授業料は入学金として初期の3000Gから賄われるのだが、教習に関してだと実際に車に乗って練習する為、万が一の事故等に関するレンタル料が毎回発生。
これは先程
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