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『外伝:紫』崩壊した世界で紫式部が来てくれたけどなにか違う
再会したあたしは、快く迎え入れる
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ほほー、絶好調やなミッツ。その調子でワイら守っとくれ。」
「OK前傾任せとけい。俺に任せりゃ凌遅刑。」


図書館にやってきた突然の来訪者。
元葛城財団だか知らないが、ここまでやっておいて無傷で帰れるなんて思わないことだ。

「賢士。」
「おう。皆まで言うな。」

協力を仰ぐとすぐに同意した賢士。

「実はコイツらは俺にとってもニトちゃんにとってもクソ憎い相手なんだ。共闘なら喜んでしてやるさ。なぁ!ニトちゃん!」
「はい。呪いのせいで全力は出せませんが、このニトクリス、あのような者達に遅れなど取りません。」

有名配信者だかなんだか知らないが、生憎あたしはそういうのは大嫌いなんだ。

「出入口、本棚、ダメにした本。それら全部きっちり弁償させてやる。」

それに、本を傷つけた。
寄付してもらったもの、探し出したもの、
そして、ここに来てから作った本達も。

それは許されることじゃない。
あたしにとっても

「紫式部。」
「はい。結界を閉じました。彼らはもうここから逃げることは出来ません。」

香子にとってもだ。
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