暁 〜小説投稿サイト〜
『外伝:紫』崩壊した世界で紫式部が来てくれたけどなにか違う
再会したあたしは、快く迎え入れる
[9/10]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
入らないんですけど。」
眼鏡をかけた女性サーヴァントの名はジャック・ド・モレー。
テンプル騎士団の総長がどうして女なのかは分からないが、
「ところでおねーさん、ワイらちょいと人探ししとるんやけどな?」
今一番大事なのは、こいつらは悪意を持ってここに来ているということだ…!!
「迷子のちびっこーいサーヴァント、2人くらい知らへん?」
「……。」
答えない。
だってもう、
【親切を装い、その2人をもらう。そのあとやることは決まってる。24時間魔力供給耐久配信をしてみるのも面白いかもしれない。ロリというのは一定の層に需要があるし、これは視聴数取れるに間違いない。他にバズりそうな話題もまだまだあるし、ダメになってしまえばオークション生配信をしても面白そうだ。
と、山中修斗は心の中でほくそ笑んだ。】
奴らの目的が見えているから。
「おいshoot!頭の上からなんか出てるぞ!!」
「へっ!?何!?何出とるん!?魂!?」
発動した泰山解説祭は本人からは目視できない。
サウザンと呼ばれた男に指摘されshootは頭の周りを必死に手で払うも、それは消えない。
「ワイどうなっとんの!?何出とんの!?」
「やべぇ!やべぇって!!身バレしてる!!本名出てる!!」
「本名!?」
とりあえず、分かった。
こいつらはイリヤちゃんと美遊ちゃんを追いかけて来たんだ。
葛城財団はやめたと言ってはいたが、
彼らがあの二人を利用しようとしている悪意は確かだ。
「ったく、まぁええわ。ともかく聞いても答えてくれへんのなら、こっちも実力行使と行きまっせ。なぁ?サウザンはん。どもれはん。」
呼ばれた2人が動き出す。
眼鏡のブリッジを押し上げ、にんまりと微笑むモレー。
二の腕に注射器らしきものを打ち込み、ボキボキと指を鳴らすサウザン。
そして、
「ミッツも、頼むで。」
サウザンが打ったものと同じような注射器を、彼は車椅子の男の首筋に打ち込んだ。
するとどうだろう。
「ふ、ふふ…へへへ。」
項垂れたままの彼がスっと立ち上がり、車椅子から離れる。
「!!」
ぐりんと前を向くその顔。
目をガン開き、裂けんばかりにその口を笑みで歪ませ
「俺様ァァァァァァァァァァァーーーっ!!!!!友情の為今ここに降!!!!!!!!臨!!!!!!イィィヤッホォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!」
限界まで背中を逸らして奇声を上げ、腰をカクカクと前後に小刻みに震わせながら吠える。
焦点の定まらない目。ニタニタとした表情。
さっきの薬…多分というか絶対マトモなものじゃない。
「ここに降臨俺様絶倫!ドイツの首都ってそれベルリン!YEAH!」
「
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ