暁 〜小説投稿サイト〜
夢幻水滸伝
第三百五十話 西部統一その十二

[8]前話 [2]次話
「わい等の決裁を待ってる」
「サインせんと政は動きません」
「逆に言えばサイン出来たらな」
「ええですね」
「そっちはな、しかしな」
「お仕事は他にもあります」
「会議とかな、政策を考え決めるのも視察もな」
 そういったものもというのだ。
「政でな」
「そういったことを万全にする為には」
「そや、二日酔いはな」
「ない方がええですね」
「そや、あとな」
 こうもだ、トウェインはガーランドに話した。
「お風呂の後もしっかりとな」
「水分補給は、ですね」
「してな」 
 そうしてというのだ。
「体調は万全にや」
「そうすべきですね」
「そや、ほな今は飲んで食ってや」 
 トウェインはさらに言った。
「話を聞きたいわ」
「話といいますと」
「自分等のことや」
 ガーランドだけでなくデリーロそれにオコナーを見て言った、言いながら赤ワインを美味そうに飲んだ。
「これまでどないしてたかな」
「こっちの世界に来てからですね」
 デリーロが応えた。
「あたし達がどないしてたか」
「そのことをな」 
 まさにというのだ。
「知りたいわ」
「そうですか」
「それでや」
「これからですね」
「お話を聞きたいわ」
 こう言うのだった。
「是非な」
「わかりました」
 デリーロは一言で答えた。
「ほな今からです」
「お話してくれるか」
「そうさせてもらいます」 
 ハンバーガーを食べつつ応えた。
「あたしも」
「ほなです」
 ガーランドも言って来た。
「お話させてもらいます」
「大したお話やないかも知れませんが」
 オコナーも続いた。
「お話させてもらいます」
「ほなな」
「おもろないと思っても」
 デリーロはそれでもと応えた。
「お話させてもらいます」
「いやいや、こうした話はや」
 トウェインは笑顔で応えた。
「絶対にや」
「おもろいっていいますか」
「こっちの世界での人生やろ」
 トウェインは今度はチーズを食べた、そのチーズを食べながらそのうえでワインも楽しみつつ話した。
「人生でおもろないもんなんてな」
「ないですか」
「真面目に生きてたらな」
 こうオコナーに答えた。
「それやとな」
「おもろいですか」
「そや」
 まさにというのだ。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ