第七幕その七
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「趣味はあくまできにいるかどうかで」
「紹介してもだね」
「気に入らなかったら」
それならというのです。
「もうね」
「それでだね」
「しないということでね」
「いいね」
「他の趣味をね」
「見付けてだね」
「楽しめばいいのよ、趣味は出会いよ」
こうもです、ドロシーは言いました。
「まさにね」
「そこは人や生きものと同じだね」
「そうね、だから私もね」
「おばさんとおじさんに紹介しているね」
「そうしてるの」
実際にというのです。
「今回みたいにね」
「そういうことだね、それでね」
トトはドロシーにあらためて言いました。
「そろそろね」
「ええ、お昼よ」
「お昼ご飯の時間だね」
「さあ、今日のお昼は何かな」
食いしん坊の腹ペコタイガーは今回も舌なめずりして言ってきました。
「一体ね」
「楽しみだよね」
臆病ライオンはにこにことしています。
「何を食べるのか」
「そうだよね」
「そういえばバイソンがどうとかね」
「ドロシー言ってたね」
「ステーキがどうとかも」
「それならね」
「そうよ、今日のお昼はバイソンのステーキよ」
ドロシーは二匹に笑顔で答えました。
「そちらになるわ」
「そうだね」
「じゃあそれを食べようね」
「ステーキにね」
それにというのです。
「スープもあるしサラダもね」
「あるんだね」
「今日のお昼は」
「それでデザートは林檎のね」
この果物のというのです。
「タルトよ」
「それはいいね」
林檎が大好きなモジャボロはそう聞いて笑顔になりました。
「ステーキも楽しみだけれどね」
「そうでしょ」
「では早速食べよう」
「お外で食べるのよ」
ドロシーはこうも言いました。
「近くのレストランに行ってね」
「外で食べるのもおつなものだよ」
教授がにこりとなって応えました。
「そちらもね」
「そうよね」
「うん、それではね」
「これからね」
「レストランに行こう」
「そうしましょう」
「乗馬でいい運動もしたし」
それでとです、モジャボロの弟さんは言いました。
「それならだね」
「尚更美味しいでしょ」
「うん、それじゃあね」
「行きましょう」
ドロシーは弟さんに笑顔で告げました、そうしてです。
皆でレストランに行きました、するとすぐにお店の外のログハウス調の席に行ってそのうえでなのでした。
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