第三千四百四十話 番長とか
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第三千四百四十話 番長とか
ドイツは番長と聞いてまずはこう言いました。
「あの覚醒剤で逮捕された野球選手か」
「ああ、あの人だね」
イタリアもその人のことを知っていて頷きます。
「西武の頃は普通だったのに」
「巨人に入るとどんどん柄が悪くなってな」
「野球選手なのに格闘家のトレーニングしてね」
「挙句そう呼ばれて得意になっていたな」
「そこから転落したよね」
「凄まじい転落人生だな」
「その人からではないので」
日本は二国に冷静にお話しました。
「番長というのは」
「昭和の日本の学校にはいたんだ」
「不良達の中で一番偉い人でした」
「それで学校を仕切っていたんだ」
「そこに色々な役職がありまして」
「何か凄いね」
「その頃はそうでした、そしてです」
日本はさらにお話しました。
「多くの学校を支配する番長連合も漫画では」
「えっ、そんなのあったんだ」
イタリアはこのお話に驚きました、そうして昭和の日本の不良についてさらに聞いていくのでした。
第三千四百四十話 完
2024・5・27
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