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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
100話 待ち受けるのはLost love【悲劇】
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とイフトが懸念していた通りのことが現実になってしまった???いや、この可能性こそ最も高かったのだ。
マルドゥクは高らかに笑う。
「フハハハハハッ…!彼の洗脳は脳に由来するものではなくDNA???つまりDNAの改変です。それも多岐かつ複雑な……可逆性は万にひとつもありません。」
「そんな???」
膝から崩れ落ちる鞠莉……他の8人も顔を背け、表情に影を落とす。
DNAのリプログラミングは一部かつ単純な書き換えであれば何とかなった……だが、多岐に及ぶともうDNAの大部分またはその全てを初期化するしかなくなる。
そこまでのリプログラミングは細かい初期化及び再構築は不可能??仮にできても膨大な時間がかかるし、さらにDNA改変を複雑化させる恐れもある。
DNA全初期化は記憶のリセット、人生のリセットを意味する。全く新しい人間……結局、さっきのスワンプマン問題にたどり着いてしまうのだ。
「クハハハハハハッ!!ハハハハハハッ!!」
「何で…畜生!」
ダークキバは地面を叩く。
俺も????いや、違う。
あぁ…もう、こんな時にこの感情出すのは本心じゃないのに。
でも???「俺の裏側」はその一言を放ってしまった。
「あーあ。消化試合だな。」
場の空気が一気に変わった。
?????※?????
「お前は……!」
竜介の前に現れたのは、先日自分を敗北に追い込んだ、ロード・オブ・クロウの1人 アシュク。
戦闘狂かつ狡猾な彼がこの場に置かれた理由はナムロドが念を入れて「掛けておく保険」を成り立たせるためであった。
「では……!」
「きゃっ!!」
アシュクは得意の超速移動で竜介を通り過ぎ、その背後……十千万からその様子をのぞいていた志満の後ろに立ち、その首にレイピアをちらつかせ、盾に取った。
「志満ねぇに何し
「邪魔だ。」
「うわっ!」
美渡は志満を取り返そうと動こうとしたが、アシュクは自らの黒い翼で超局地的な突風で旅館の奥へと吹き飛ばす。
「美渡!!」
「なに、死んじゃいない。意識を失っただけだ。」
「お前ッッ!!」
竜介はビルドドライバーを取り出そうとした????が、その瞬間、あることが脳裏をよぎる。
ここで変身すると志満たちに仮面ライダーの正体を晒すことになる……その事が竜介に変身を躊躇わせた。そして???躊躇う理由はもう一つある。
「この状況で動かぬとは理解が早いようだな???動けばこの女の命はないと思え。」
「くっ……!」
「竜介くん???逃げて…!」
志満は恐怖を抑えながら、声を出す。
そんな様子に竜介は、拳を握りしめながらアシュクを睨む。
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