第七幕その六
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「是非ね」
「馬とお話するのね」
「そうしてやっていくんだね」
「ええ、そうしていってね」
お二人ににこりと笑ってお話しました。
「是非ね」
「それならね」
「馬とお話していくよ」
お二人も頷いてでした。
そのうえで乗馬をしていきます、お二人は数時間馬に乗ってそのうえでドロシーに笑顔で言いました。
「楽しかったわ」
「乗馬ははじめてだったけれどな」
「いい運動にもなって」
「馬とお話も出来てな」
「それはよかったわ、乗馬もね」
ドロシーはお二人ににこりと笑って答えました。
「いいものでしょ」
「そうね」
「またしたいよ」
「だったらね」
それならとです、ドロシーはお二人にお話しました。
「おばさんとおじさんの村にも牧場があるでしょ」
「馬がいるわね」
「そうだね」
「それで乗馬も出来るでしょ」
「ええ、そういえばね」
「よく村の人達が乗っているよ」
「だからね」
それでというのです。
「よかったね」
「村に帰っても」
「乗馬をすればいいわね」
「そうしてね、本当に乗馬もね」
このスポーツもというのです。
「やっていってね」
「これからもね」
「そうしていくよ」
「おばさんとおじさんって仕事人間だからね」
トトが言ってきました。
「あまり遊んでこなかったね」
「そうなのよね」
ドロシーもそれはと言います。
「カンザスにいた時からね」
「そうだよね」
「お仕事ばかりでね」
「趣味はね」
「これといってなくて」
「今でもね」
「畑仕事ばかりでね」
それでというのです。
「私もなのよ」
「趣味を紹介しているね」
「実際にやってもらってね」
それでというのです。
「趣味を持ってもらってるのよ」
「趣味はあるとね」
「その分人生が楽しくなるでしょ」
「そうだよね」
「お仕事が趣味なら」
それならというのです。
「そのお仕事以外にもね」
「趣味を持てればいいね」
「だからね」
それでというのです。
「紹介してね」
「やってもらっているね」
「ええ、ただね」
ここでドロシーはこうも言いました。
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